【税金】軽装登山に、野口健さん「『寒いから助けて』って…知らんがな!」「こんな輩、助ける価値があるのか」

アルピニストの野口健さんが29日までにX(旧ツイッター)を更新し、軽装で救助要請を行う登山者に対して厳しい意見を述べました。

野口さんはこれまでも半袖やハーフパンツで登山する無謀な登山者や、閉山期の富士山登山での遭難者の増加に対し、たびたびSNSで警鐘を鳴らしてきました。

今回は半袖姿の外国人登山者が救助を求めたという報道に触れ、「個人的には『こんな輩、果たして助ける価値があるのか』と思わなくもない。半袖で寒いから助けてって『知らんがな!』の一言」と強い口調で批判しました。

さらに、「どうしても助けてくれって言うなら『請求しますよ』で以上。というか、半袖で寒いなら遭難する前に自力で下山しろって話し。何を甘えているんだって。登る前に最低限、調べろって」と、登山前の準備不足と安易な行動を非難しました。

また、「何で、このような浅はかな大馬鹿者の為にレスキュー隊員は命をかけ、また市民の皆さんの税金を浪費しなければならないのか。納税者は真剣に怒った方がいい」と怒りをあらわにしました。

話題のポスト

関連


反応



深掘

軽装登山の危険性と社会的影響

軽装での登山は、登山者本人の命に関わるリスクのみならず、救助にあたる関係者にも大きな危険と負担をもたらします。

特に日本の山岳地帯では天候の急変が日常的であり、夏でも急激に気温が下がることがあります。

そのため、服装や装備の選択は生死を分ける重要な要素となります。

また、遭難者の救助には多くの人員やヘリコプターなどの装備が必要となり、その費用は数十万から数百万円に及ぶ場合もあります。

これらの費用の多くは公費、すなわち税金によって賄われているため、無謀な登山が社会全体に与える影響は小さくありません。

適切な装備と事前の情報収集は、登山者としての最低限の責任です。

無責任な行動が招く代償

登山は自己責任の原則が強調される活動ですが、その責任の重みを理解しない行動が増えていることは深刻な問題です。

無謀な軽装登山による遭難は、救助活動にあたる人々の命を危険にさらし、同時に限りある公共資源を浪費することにもつながります。

登山を楽しむ自由がある一方で、その自由には他者への配慮と責任が伴うべきです。

野口健さんの発言は、そのような無責任な登山者に対する警鐘であり、山を敬い自然を甘く見ない姿勢の大切さを訴えるものです。

登山の本質と責任を再認識する機会として、多くの人がこの問題に目を向ける必要があります。



───あなたの感想は?───

Loading spinner

\\SNSで記事をシェア//

Xでシェアニュースを

〔Share News Japanを支援〕



 アンケート投票 & 結果確認