
2025年5月、大阪市の観光名所・難波八阪神社で撮影された1枚の絵馬がX上で注目を集めています。
そこには「打倒日本帝国主義。中国共産党万歳」と中国語で書かれており、日本国内でも議論を呼んでいます。
絵馬を奉納したとされる人物は、中国語と日本語を織り交ぜながら「他郷にいても私の愛国心を変えることはできない」と強調し、自身の中国共産党への忠誠を示すような内容も投稿しています。
八阪神社は観光地としても人気が高く、多国籍の観光客が訪れる場所であるだけに、今回のような政治的主張が記された絵馬が掲げられたことに、ネット上では驚きや批判の声が上がっています。
話題のポスト
八阪神社の中国祈願: 日本を打倒する、中国共産党万歳 pic.twitter.com/ohTrLk184k
— 大翻訳運動 (@daihonyaku) May 28, 2025
関連
反応
どこの神様にお願いしてるんだ‼️
— Ako (@akitakomachi913) May 29, 2025
バチが当たるぞーっ😡
神様「せやかてそんな汚い漢字なんて読めへんのや。ごめんやで(´*`)」
— 蒼海(´ω`) (@aomi2022) May 29, 2025
龍神様が一網打尽にして下さります。
— いちご大福 (@MRJdOnCS4F1zNLv) May 30, 2025
それに加え、この写真に写っている絵馬はほぼ中国語と英語
— 羅将💎 (@hitomi44n) May 29, 2025
それが悲しい
深掘
絵馬文化と観光地における政治的表現
八阪神社を含む日本の神社には、訪問者が願い事を記す絵馬が奉納される伝統があります。
通常は学業成就や健康祈願などが中心ですが、今回のような政治的メッセージは異例です。
絵馬には検閲がなく、基本的には書かれた内容をそのまま掲示する方針をとっている神社も多く、観光地での異文化交流の一面として様々な言語の絵馬が並びます。
一方、中国ではインターネット検閲や言論統制が厳しい中、国外で自国の政治的立場を積極的に発信する動きが見られます。
いわゆる「愛国ポスト」は、その一環として注目されており、今回の投稿もその流れに位置づけられると考えられます。
また、反日感情がSNSで拡散される事例も増加しており、日中関係の微妙なバランスがネット空間にも及んでいる現状が伺えます。
観光地での自由と節度のバランス
今回の件は、観光地における個人の政治的表現がどこまで許容されるべきか、という問題を浮き彫りにしました。
絵馬は本来、神聖な願いの場であり、宗教的・文化的意味合いを持ちます。
その中で今回のように国家主義的・政治的な内容が含まれると、日本国内において反発を招く可能性が高くなります。
一方、観光地としての開放性や言論の自由という観点からは、個人の信条表現を一概に否定することも難しいのが現実です。
日本と中国の間にある歴史的背景や現在の国際情勢も、こうした事例の受け止め方に大きく影響しています。
今後、このような投稿や行動が増加する中で、神社側や観光行政には一定の対応やルール作りが求められる可能性もあるでしょう。
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