自民・森山幹事長、中国共産党機関誌で… 「中国の指導者を早期に日本に迎えたい」「石破茂首相が、できるだけ早く訪中したいという強い希望を表明している」

Xユーザーの三木慎一郎さんが5月28日にXへ投稿した内容が注目を集めています。

投稿では、中国共産党中央委員会の機関紙の「人民日報海外版日本月刊」2025年6月号の表紙に、自民党幹事長の森山議員が登場し、インタビューで親中的な発言をしていることに言及しています。

三木さんは「中国共産党プロパガンダ機関誌人民日報日本月刊6月号の表紙に載り、インタビューで親中発言をする自民党幹事長森山裕は日本の恥」と強い言葉で批判しました。

森山議員のインタビューでは「私は常々、中国の指導者を早期に日本に迎え、日中韓首脳会談を日本で成功させることが非常に重要だと考えている」と述べた上で、「石破茂首相自身、できるだけ早く訪中したいという強い希望を表明している」とも紹介されており、中国との関係強化を意識した内容となっています。

これに対して三木さんは「森山裕は中共に対してとんでもないことを言ってるな!習近平の来日が重要だと?」と強い違和感を示し、フォロワーからも多数の批判が集まりました。

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人民日報への登場と親中発言が招いた批判

森山裕議員が登場した「人民日報日本月刊」は、中国共産党の機関紙「人民日報」の日本向けの海外版であり、プロパガンダ色の強い媒体として知られています。

そこに自民党幹事長という立場の森山議員が登場し、日中関係の強化や習近平国家主席の訪日を肯定する発言を行ったことが、保守層を中心に強い反発を呼んでいます。

特に、ポスト内でも言及されているように、石破茂首相(現職)が「できるだけ早く訪中したい」という希望を示したとする部分は、国内世論との乖離を象徴する内容として受け止められており、中国による影響力拡大を懸念する声が高まっています。

また、日中韓首脳会談が延期されたことにも触れつつ、引き続き中国との外交努力を進めるとする姿勢は、一部の有権者から「中国寄り」と映っているようです。

国内政界と世論の乖離が露呈

今回の森山裕議員の発言とその掲載媒体が問題視されたのは、単なる外交発言ではなく、国民の不信感や疑念を呼び起こす要素が含まれていたためです。

中国との関係改善自体は外交上重要な課題ですが、それを中国共産党系の媒体で積極的に語ることは、慎重さを欠いた行動と受け止められかねません。

森山議員や政権の一部が「中国との友好」や「訪中の意欲」を語る背景には、経済面での依存や地域安定への期待がある一方で、人権問題や安全保障を巡る対中警戒感が根強く残っています。

そうした中で、今回のポストは日本の保守系有権者を中心に反発を呼び起こし、政界と世論の温度差が改めて浮き彫りになったといえるでしょう。



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