自民・農水族議員 「困った… JAから『どうなっているんだ』という電話がすごい。自民党から離れていきそうだ」

自民党内で備蓄米の随意契約による格安放出を巡り、JAからの問い合わせが殺到し「自民党離れ」が懸念される声が農水族議員から上がっています。

ざっくりPOINT
  • 備蓄米の随意契約にJAが反発、農水族議員に苦情
  • 価格下落で「既得権益構造」が露呈とSNSで批判
  • 小泉進次郎氏の改革路線に政界内外から注目

詳細は動画

報道の詳細

関連


反応



深掘

備蓄米改革が突いたJAの既得権益と政治の構図

今回の備蓄米放出は、競争入札から価格固定の随意契約に切り替えることで、コメ価格の高騰を抑え、消費者負担の軽減を狙うものです。

背景にはコメの平均価格が5キロ4285円と過去最高を記録する中、生活者の「コメ離れ」が進む現実があります。

しかし、この制度変更は、これまで備蓄米の95%を落札していたJA全農に大きな打撃を与える形となり、自民党の農水族議員には「JA離れ」への懸念が広がっています。

SNSでは「今まで価格が下がらなかった理由が明確になった」「結局JAのための仕組みだったのでは」といった厳しい批判も目立ち、既得権益に依存する農業政策への不信が噴出しています。

小泉進次郎農水相の姿勢には、かつての小泉純一郎元首相による郵政改革になぞらえる声もあり、今後の政局に波紋を広げそうです。

誰のための政策か、問われる政治の公平性

小泉大臣による「5キロ2160円の備蓄米放出」は、生活者にとって歓迎すべき一手といえます。

しかし、JAや農水族議員の反発から浮き彫りになるのは、これまでいかに政策が特定団体の利益に偏っていたかという構図です。

備蓄米の売却が高値で行われていたことで、流通業者や消費者は長らく高いコメを買わざるを得ず、今回の改革はその構造に風穴を開けるものとなりました。

一方、JAの影響力や政治力が強い地方では、自民党への不信感も高まるリスクがあり、政権与党としては難しい舵取りを迫られています。

小泉氏の動きが「国民のため」か「対既得権のパフォーマンス」かは、今後の対応次第で評価が分かれることになりそうです。



───あなたの感想は?───

Loading spinner

\\SNSで記事をシェア//

Xでシェアニュースを

〔Share News Japanを支援〕



 アンケート投票 & 結果確認