
中国籍の男性3人が国の天然記念物であるオカヤドカリ約5000匹を無許可で捕獲し、名瀬簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けたことに対し、X上では「罰金が安すぎる」との批判が殺到しています。
- 1匹あたり約60円の罰金にXで疑問の声
- 天然記念物オカヤドカリ約5000匹が無許可で捕獲
- 環境保護と法の見直しを求める声が拡大
報道の詳細
【天然記念物】オカヤドカリ約5000匹捕獲か、中国籍の男性3人にそれぞれ罰金30万円の略式命令https://t.co/QgtusVgiqn
これまでの警察の調べで、男性3人はいずれも4月下旬に関西国際空港から奄美大島に入り、「オカヤドカリを奄美大島の海岸で盗んだ」と容疑を認めていたという。
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 27, 2025
関連
反応
安すぎる
— かんごむ (@kangomusubsub) May 27, 2025
桁が足りねぇよ!!!!
— メェ (@02Chabu) May 27, 2025
安っ
— hal...same (@tkss51189054) May 27, 2025
1匹あたり60円すか?お得っすね!
— いち (@LychnisCuculi) May 27, 2025
深掘
天然記念物保護の実態と処罰の軽さ
オカヤドカリは日本では文化財保護法によって保護されている国の天然記念物であり、生息地の減少や乱獲の影響を受けて絶滅危惧種にも指定されています。
こうした生物の無断採取には、本来厳重な対応が求められますが、今回のように1人あたり30万円の罰金で済む処分には疑問の声が上がっています。
SNSでは「1匹60円の罰金にしかならない」といった指摘や、「0が3つ足りない」といった過少評価に対する不満が多く見られました。
また、生物の密輸問題は過去にも繰り返されており、観光地としての自然保護や法の厳格化を求める声が今後さらに高まりそうです。
批判が示す日本の環境保護に対する課題
SNSの反応から浮き彫りになったのは、日本の環境保護政策や法制度の脆弱さです。
希少生物の保護がうたわれているにもかかわらず、実際の罰則が軽すぎることで密猟や不法輸出の抑止力が働かない現状が明らかとなりました。
観光地である奄美大島の海岸で、堂々と天然記念物が数千匹も捕獲される事態を許したことも、監視体制の不備を物語っています。
法の運用が形式的で、自然環境の尊重や保全に対する社会的意識の低さが背景にあるといえるでしょう。
再発防止のためにも、罰則の強化や環境教育の推進、取り締まりの強化が急務といえます。
───あなたの感想は?───
\\SNSで記事をシェア//
Xでシェアニュースを
Follow sharenewsjapan1〔Share News Japanを支援〕