裁判所が女優に対する性的行為認定 → 映画監督・園子温氏「主文以外は後書き感想文みたいなもの」

映画監督の園子温さんが記者会見で性加害報道に対する裁判結果について語り、「主文以外は後書き感想文みたいなもの」と発言したことに批判が殺到しています。

ざっくりPOINT
  • 園子温氏「判決文の本文はあとがき感想文」発言に非難
  • 裁判所は一部性的行為を認定、賠償命令
  • 性加害問題への姿勢と説明責任に疑問の声

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批判が集中する理由

園子温さんは記者会見で、自身に対する性加害報道を否定しつつ、裁判所が認定した一部の事実について「主文以外はあとがき感想文」と例えました。

この発言が波紋を呼んでいます。

判決文には、園さんが女優に対し性的行為を求めるようなメッセージを送っていたことや、性的関係を持った女優を映画に起用していたことが事実として記されていました。

園さんはこれに対し、「送信者の特定がなされていない」「本文は主文ではない」と主張し、控訴を検討していると明かしました。

しかし、被害を訴える側に寄り添う意識が感じられない姿勢に、世間の反発は強まっています。

性加害問題に対する社会的関心が高まる中、当事者としての説明責任や反省の姿勢が求められていることは言うまでもありません。

映画業界の課題と社会の目

園子温さんに限らず、過去には映画業界内で立場を利用した性加害やパワーハラスメントが問題となってきました。

#MeToo運動をきっかけに、声を上げづらかった被害者たちが発言する機会を得た一方で、加害を訴えられた側が「誤解だ」「事実ではない」と反論する構図は繰り返されています。

特に今回のように裁判で一部の事実が認定されたにもかかわらず、それを軽視するようなコメントが出れば、社会の信頼を損ねかねません。

加えて、園さんが「うつ病になり自殺も考えた」と語った点に対しても、被害者の心情を思うと複雑な反応が広がります。

信頼回復への道は険しく、今後の行動が厳しく見守られることになるでしょう。



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