
映画監督の園子温さんが記者会見で性加害報道に対する裁判結果について語り、「主文以外は後書き感想文みたいなもの」と発言したことに批判が殺到しています。
- 園子温氏「判決文の本文はあとがき感想文」発言に非難
- 裁判所は一部性的行為を認定、賠償命令
- 性加害問題への姿勢と説明責任に疑問の声
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報道の詳細
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「園子温氏が複数の女優に対して性的行為を要求するメッセージを送信したこと、自身と性的な関係を有した女優を映画に出演させていたことは真実」と東京地裁の判決で認定されていたが?という質問に対して、園子温監督は会見で「裁判は主文が大事で、指摘の箇所は後書き感想文みたいなもの」と発言。 pic.twitter.com/cPIlJUqNXF
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) May 27, 2025
園子温が私(松崎悠希)に1100万の損害賠償を求めて起こした民事訴訟の判決文の要約版を公開します。
判決文のポイント
・私のツイートの真実性は証明できない。削除せよ。
・部分的に名誉毀損を認める。賠償金は要求額の2%(22万円)
・ツイートの公共性及び公益性は認める… pic.twitter.com/jgsaMav59K— Yuki Matsuzaki 松崎悠希📽️ (@Yuki_Mats) May 16, 2025
園子温の記者会見を見ました。ある程度の予想はしていましたが、その予想をはるかに超える、極めて不誠実でごまかしに満ちた会見でした。… pic.twitter.com/ClB1t9Ky2o
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希📽️ (@Yuki_Mats) May 27, 2025
判決文の重要な部分にマークしました。
園子温が「あとがき感想文」とした本文の中です。 pic.twitter.com/8Bg2EyAHEg— 早坂 伸 Shin Hayasaka (@shin_hayasaka) May 27, 2025
反応
改めて町山が「さっと引いた(逃げた)」のを思い出すわあ。
— せんけん (@megabi0) May 27, 2025
その感想を見る限り、なんにも変わってないのではないか。
— motoryu (@mototakiryu) May 27, 2025
うわ…😨
— せろんくん🦔 (@ser0nkun) May 27, 2025
通訳…
— 810ri (@ningnning) May 27, 2025
わかったのは、全く反省していないという事!
以上
深掘
批判が集中する理由
園子温さんは記者会見で、自身に対する性加害報道を否定しつつ、裁判所が認定した一部の事実について「主文以外はあとがき感想文」と例えました。
この発言が波紋を呼んでいます。
判決文には、園さんが女優に対し性的行為を求めるようなメッセージを送っていたことや、性的関係を持った女優を映画に起用していたことが事実として記されていました。
園さんはこれに対し、「送信者の特定がなされていない」「本文は主文ではない」と主張し、控訴を検討していると明かしました。
しかし、被害を訴える側に寄り添う意識が感じられない姿勢に、世間の反発は強まっています。
性加害問題に対する社会的関心が高まる中、当事者としての説明責任や反省の姿勢が求められていることは言うまでもありません。
映画業界の課題と社会の目
園子温さんに限らず、過去には映画業界内で立場を利用した性加害やパワーハラスメントが問題となってきました。
#MeToo運動をきっかけに、声を上げづらかった被害者たちが発言する機会を得た一方で、加害を訴えられた側が「誤解だ」「事実ではない」と反論する構図は繰り返されています。
特に今回のように裁判で一部の事実が認定されたにもかかわらず、それを軽視するようなコメントが出れば、社会の信頼を損ねかねません。
加えて、園さんが「うつ病になり自殺も考えた」と語った点に対しても、被害者の心情を思うと複雑な反応が広がります。
信頼回復への道は険しく、今後の行動が厳しく見守られることになるでしょう。
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