【話題】X「山尾志桜里の憲法草案読んでるけど、これめちゃくちゃやばいな。『法律を無効にできる。全ての公権力を拘束できる』だってよ🥶…」

Xユーザーの夏樹蒼依さんは、山尾志桜里さんが執筆した憲法草案について批判的なポストを投稿しました。

夏樹さんは「山尾志桜里の憲法草案読んでるけど、これめちゃくちゃやばいな。裁判所が国を支配できるじゃんこれ」と述べ、草案に対して強い懸念を示しました。

特に「法律を無効にできる。全ての公権力を拘束できる」という記述を取り上げ、「裁判所の権限が過剰ではないか」と問題視しました。

また「司法試験は日本人以外は受かりまくってるんだぞ?」とも述べ、司法制度全体への疑問も投げかけています。

このポストには、山尾氏の草案の該当部分のスクリーンショットも添付されており、そこには「判決が全ての公権力を拘束することも明記することも考えられる」などと記載されています。

この投稿は大きな反響を呼び、多数のリポストといいねが寄せられました。

また、この草案に関連して、国民民主党の玉木雄一郎代表が山尾志桜里さんを擁立した理由を語る動画や資料も共有されており、党内での評価の高さも強調されています。

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裁判所の権限強化に対する懸念と議論の背景

この草案を巡って注目されているのは、「憲法裁判所の権限が強すぎるのではないか」という懸念です。

夏樹さんの指摘にもある通り、草案には違憲とされた法律や命令、規則などは効力を失う旨が記されており、その判断が「全ての公権力を拘束する」との文言が含まれています。

これはドイツなどの憲法裁判所制度を参考にした可能性もありますが、日本では三権分立のバランスが重視されているため、裁判所にこれほどの権限を与えることは、立法府や行政府の独立性を脅かすとの批判が出ています。

また、夏樹さんが言及した「司法試験に日本人以外が多数合格している」との発言は、制度の公平性や司法官の国籍に対する疑念として受け取られており、背景には近年の司法制度改革や多様性の議論が影響している可能性があります。

このような批判は、憲法改正に向けた議論の透明性や慎重な制度設計が求められていることを示しています。

憲法草案を巡る議論が示す今後の課題

山尾志桜里さんの憲法草案が議論を呼ぶ理由は、内容の過激さだけでなく、その背景にある憲法改正の議論の本質にあります。

裁判所の判断が全ての公権力を拘束するという草案の文言は、一見して立憲主義の強化を意図しているように見えますが、実際には司法権の過剰な肥大化として懸念される可能性があります。

三権の均衡を崩すことになれば、国のガバナンスそのものに影響を与えかねません。

玉木雄一郎さんの評価からも分かるように、この草案が持つ論理構成や精度の高さは一定の評価を得ていますが、それが即ち国民の理解や納得を得ているかは別問題です。

今回のポストのように、草案の一文が切り取られて批判されるリスクも存在し、今後の憲法改正議論には慎重さと広範な国民的議論が必要です。

信頼を得るためには、単に法理論の完成度だけでなく、国民との対話を通じた合意形成が不可欠です。



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