こども家庭庁・三原じゅん子大臣「目標値といって掲げることは、適切ではない」
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「成果は出ない。目標値は設定しない。予算はバカ高く使う。こども家庭庁いる??」というポストがX上で注目を集めています。

投稿者は、テレビ番組『DAYDAY』での三原じゅん子大臣の発言を引用し、こども家庭庁の取り組みに疑問を呈しています。

画像には、「目標値といって掲げることは私は適切ではない」と話す三原氏のコメントが映されており、これに対し投稿者は「成果が出ない」「予算が高額」などの問題点を指摘。

子ども政策を担う行政機関の在り方に厳しい目が向けられています。

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発言に対する批判の背景

こども家庭庁は2023年に創設され、少子化対策や子育て支援を主な目的としています。

しかし、今回の三原大臣の「目標値は適切ではない」とする発言に対しては、「具体的な数値目標もなく政策の効果が検証できるのか」といった批判が広がっています。

特にXなどのSNSでは「成果が見えない行政組織に予算をかける意味はあるのか」といった投稿が相次いでいます。

また、こども家庭庁が2024年度に計上した予算案は約4兆円規模であり、それに対する費用対効果への疑問も一因と考えられます。

政策目標の明確化と透明性が求められる中、こうした発言は国民の信頼に影響を与えかねない状況です。

透明性の確保と説明責任が課題

こども家庭庁の取り組みは、少子化の進行を食い止めるという国家的課題に関わる重要な役割を担っています。

しかし、今回のように目標や指標を明確にしない姿勢は、国民にとって「本当に効果があるのか」「責任の所在はどこか」といった不信感を招く恐れがあります。

多額の予算が投入される以上、政策の進捗状況を可視化し、成果を定量的に説明する必要があります。

今後、こども家庭庁には数値目標の設定やKPI(重要業績評価指標)の導入など、より一層の説明責任と透明性が求められることになるでしょう。

今回の発言は、そうした行政の在り方に改めて問いを投げかけた出来事といえます。



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