亀田製菓『柿の種』、コメ高騰で7月から値上げへ
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SNS上では亀田製菓の値上げ発表に対し、「買わないから関係ない」「便乗値上げだろう」「そもそも不買運動中」といった声が続出しており、多くのユーザーが既に商品を購入していないことを示唆するポストが相次いでいます。

「買わなきゃ良いだけなので、関係無い」「もっと上げてください。どうせ買わないよーだ」「どうでもいいな!」「売れないものの売値に意味はございません」「値上げしようが値下げしようが買わないので」といった意見が並び、値上げに対する無関心や反発が目立ちます。

また、「亀田製菓は絶対買わないから、いくら値上げしてもOK」「不買運動中」「便乗値上げ?」「あの発言から買ってないわ」など、CEOの海外人材受け入れ発言や台湾でのカドミウム検出問題を機に不買に至ったことを示す声もありました。

一方で、「柿の種はずっと国産米」「最近商品の表示を見ると米は国産と書いてありました」といった、擁護や事実確認の声も一部に見られました。

ざっくりPOINT
  • 「買わないから関係ない」が多数派
  • 便乗値上げと捉える声が広がる
  • 去の炎上がいまだに影響

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不買運動の背景にある企業イメージの失墜

SNS上での亀田製菓に対する批判の背景には、2024年末からの一連の炎上が大きく影響しています。

特に注目されたのは、同社のCEOが「海外人材受け入れ」を提案した発言でしたが、これが「移民受け入れ」と誤解され、保守的な一部の消費者層の強い反発を招きました。

加えて、台湾への輸出を目指した乳幼児向けせんべいからカドミウムが検出された件も、企業の信頼性に大きな傷を残す結果となりました。

この2つの出来事が重なり、X上では「#不買運動」というハッシュタグとともに、多くのユーザーが亀田製菓製品の購入をやめたことを宣言し始めました。

今回の値上げ発表に対しても、「既に買っていないから関係ない」「便乗値上げ」といった冷ややかな反応が相次いでおり、製品の品質やブランドイメージに対する消費者の信頼回復には、時間がかかることが予想されます。

信頼回復への道のりは険しい

亀田製菓が発表した7月1日以降の値上げは、原材料や物流費の高騰を理由としたものですが、SNS上の反応を見る限り、多くの消費者は既に同社製品に対して関心を失っている状況です。

これには過去の炎上が深く関係しており、単なる価格改定というより、企業と消費者の信頼関係の崩壊が背景にあるといえます。

不買運動の広がりにより販売シェアが低下しつつある中、今回の値上げがさらに顧客離れを加速させる可能性もあります。

亀田製菓は今後、単なる謝罪や品質改善だけでなく、消費者との信頼関係をいかに回復するかが大きな課題となるでしょう。

今後の企業の対応次第で、不買運動の流れが一時的なものとなるか、それとも長期的な離反に発展するかが分かれる局面を迎えています。



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