全国各地で水道メーターの盗難相次ぐ… 転売目的か
Image © Share News Japan

神奈川県を含む全国で水道メーターの盗難が相次ぎ、県企業庁が注意喚起を行っています。

ざっくりPOINT
  • 青銅狙いの水道メーター盗難が多発
  • 盗まれると水が止まり生活に支障
  • 検針員の証明書提示で確認を推奨

報道の詳細

関連

反応



深掘

高騰する金属価格と水道メーター盗難の関係

近年、銅や青銅といった金属の価格が世界的に高騰しており、こうした動きに連動して日本国内でも金属盗難が増加しています。

特に、水道メーターに使用されている青銅は価値が高く、転売目的で狙われやすくなっています。

これまでにもマンホールの蓋や電線などが盗まれるケースが多発してきましたが、水道メーターは住宅敷地内にありながらも、目立たず工具で簡単に取り外せるため、窃盗のターゲットになっています。

とくに建設現場や未入居の物件では人目が少なく、盗難が発覚しづらい環境です。

こうした背景から、自治体や水道事業者による巡回強化や監視カメラの設置、メーター素材の見直しといった対策が求められています。

生活インフラを守るために必要な対応

水道メーターが盗まれると、水の供給が突然止まり、住民の生活に直結する大きな支障が発生します。

単なる器物損壊にとどまらず、公共インフラの安全性にも関わる問題であり、早急な対応が求められます。

利用者側も異常に早く気づけるよう、日常的なメーター点検や周囲の異変に対する注意が重要です。

また、自治体が呼びかけているように、不審者を見かけた際の通報や、検針員の身分証の確認といった基本的な対処も効果的です。

インフラは一度被害を受けると復旧に時間と費用がかかるため、犯罪の未然防止が最も有効な手段といえます。

こうした犯罪への意識を高め、地域全体での防犯体制が今後ますます重要になっていくでしょう。



───あなたの感想は?───

Loading spinner

\\SNSで記事をシェア//

Xでシェアニュースを

〔Share News Japanを支援〕



 アンケート投票 & 結果確認