在日中国人、日本でチリ産ワインを販売するコストコに不満「なぜ中国から輸入しないの?」

在日中国人がコストコで販売されているチリ産のブドウに疑問を呈したポストが話題になっています。

投稿者は「なぜチリ産なのか?なぜ中国産ではないのか?」と問い、「Costco(好市多)の普通のブドウはチリ産。なぜ中国の普通のブドウは輸入されないのか?」と疑問を投げかけました。

「何か基準を満たしていないのか?」「答えを知りたい」とも記し、日本での選定基準に対する関心を示しています。

このポストには、多くのXユーザーが反応し、「季節が逆だからだろう」「チリは南半球」「中国産は信用できない」といった意見が寄せられています。

「安全性」「農薬の使用」「消費者の信頼性」なども議論され、「チリ産が選ばれるのは当然」という意見が目立ちました。

一方で「なぜ日本にいるのか?」「そんなことも知らないのか」と投稿者に疑問を抱く声も見られました。

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なぜチリ産が選ばれるのか

チリ産の果物が日本で重宝される理由にはいくつかの要因があります。

第一に、季節の違いが挙げられます。

チリは南半球に位置し、日本とは逆の季節に収穫が可能です。

そのため、冬季でも新鮮な果物を提供できるという利点があります。

加えて、チリは農産物輸出に力を入れており、厳しい検疫基準に対応できる体制が整っています。

また、中国産の農産物については、日本の消費者の間で品質や安全性に対する不安が根強くあります。

農薬や衛生管理の基準に対する信頼性の問題から、輸入が制限されるケースや、流通量が限られるケースもあります。

こうした背景から、比較的信頼性が高く安定供給が可能なチリ産が選ばれていると考えられます。

選ばれる国産品・輸入品の背景にあるもの

今回のポストが注目された背景には、単なる原産国の問題ではなく、食品の信頼性や日本の消費者意識が浮き彫りになっています。

日本では「安全であること」「信頼できること」が食品選びの大きな基準となっており、距離の近さよりも品質の安定性や供給体制が重視されます。

また、コストコのような外資系小売業者にとっても、販売実績や顧客満足度を考慮し、安全性の高いルートを選定する傾向があります。

チリの果物がこれまでの取引実績と検疫対応で評価されていることが、今回の選定に影響していると考えられます。

輸入食品に対する信頼は一朝一夕には築かれないため、今後もこうした議論が繰り返される可能性があります。



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