山尾しおり氏ら擁立発表後に急落… 国民民主党、支持率下落に危機感

国民民主党が山尾志桜里氏らの擁立を発表した直後から、SNSでは「支持をやめる」など批判が殺到し、党内でも支持率低下への危機感が強まっています。

ざっくりPOINT
  • 山尾氏らの擁立にSNSで批判が殺到
  • 支持率は11%に下落、党内も危機感
  • 「変な流れ」投稿拡大、信頼失墜の懸念

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擁立人選に対する不満と「変質」への警戒

今回の国民民主党に対する批判の中心には、山尾志桜里氏など議員経験者4人の参院選比例代表擁立があります。

SNSでは「変な流れになってきた」「国民の声が聞こえない」とのポストが多数投稿され、これまで党を支持していた層からも不信感が噴出しています。

背景には、山尾氏に関する過去のスキャンダルや、須藤元気氏の党方針と異なる原発政策への姿勢があり、「なぜ今この人を?」という疑問が広がっています。

加えて、地方選での敗北や幹部の不祥事も重なり、「党の魅力が変質した」と受け取る有権者も多く、反発は一部の熱狂的な支持層を超えて広がっていると見られます。

「声なき声」を拾えなければ失速は避けられない

SNSでの批判は一過性の現象とも言えますが、現在の国民民主党が直面する状況は、単なる炎上ではなく、支持層の根本的な不満の噴出とも受け取れます。

掲げてきた「手取りを増やす」といった実利的で生活密着型のメッセージが共感を得てきたのに対し、今回の擁立人選はその路線との整合性を欠いています。

政治的な信頼は積み上げに時間がかかる一方で、失望は一瞬です。

玉木代表が述べた「問題を乗り越える」という姿勢が本物であれば、まずは選挙戦略の透明性と一貫性を示すことが必要です。

参院選を目前に控えた今、失速を防ぐには、有権者との丁寧な対話と真摯な姿勢が求められます。



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