東京大学、トランプ政権のハーバード大留学生受け入れの認定取り消しで日本人含む留学生の一時受け入れへ

トランプ政権がハーバード大学の留学生受け入れ認定を取り消したことで、日本人を含む在籍学生約260人が米国滞在資格の喪失に直面しています。

ざっくりPOINT
  • トランプ政権、ハーバード大の留学生認定を取り消し
  • 東京大学、影響を受けた学生を一時受け入れへ
  • アメリカ留学への信頼性が揺らぐ可能性

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教育の自由と移民政策の衝突

今回の措置は、アメリカの高等教育機関の独立性と、連邦政府の移民政策が正面から衝突した事例です。

ハーバード大学は国際的な研究・教育の中心として数多くの優秀な学生を集めてきましたが、留学生受け入れ認定の取消は、米国の教育環境への信頼性を大きく揺るがすものです。

トランプ大統領の政権下での強硬な移民政策は、これまでもビザ制限や一部国からの渡航禁止措置などが行われてきましたが、今回はそれが教育分野に及んだ形です。

日本の東京大学が一時受け入れを表明するなど、国内の支援体制が動き始めている一方で、制度的な保証がない限り、学生たちの不安は払拭されません。

留学先としてのアメリカの信頼低下

この措置は、今後のアメリカ留学希望者に大きな影響を与える可能性があります。

従来、アメリカは質の高い教育を求める世界中の学生にとって最も人気のある留学先でしたが、今回のように政権の意向一つで滞在資格が危ぶまれる状況は、国としての教育の安定性と予測可能性を損ないます。

カナダやオーストラリア、英国などが代替先として浮上しており、実際に日本の留学支援機関でもこれらの国を勧める動きが強まっています。

人材の国際的な流動性が増す中で、政府の一方的な判断が優秀な学生を遠ざける要因になると、アメリカの国際競争力にも影響が及ぶことが懸念されます。



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