高級ホテルオーナー「ある国の客に限り(プールに家具を投げ込む等)想像を絶するマナーの悪さ… 他の飲食店などにも迷惑をかける。国籍を限定すると差別になるので全外国人の受け入れを停止せざるを得なかった…」

Atsushi 沖縄 PhotographerさんがXで投稿した内容が注目を集めています。

投稿では、「特定の国籍の人を一括りに批判する考えはぼくにはない」と前置きした上で、高級ホテルを利用する富裕層の中国人(C国人)にもマナーの問題があることを報告しています。

具体的には、沖縄の離島にある宿泊料が最も高額なホテルのオーナーとの会話を紹介し、中国からのゲストが家具をプールに投げ込んだり、予約したレストランを気に入らないという理由で現場でキャンセルしたりする例が何度もあり、その都度、清掃や受け入れ準備に大きな支障が出ていたと述べられています。

その結果として、そのホテルでは外国人全体の受け入れを中止したとのことです。

オーナーは、欧米からの富裕層は日本人よりもマナーがよく、長期滞在をしてくれる点で貴重な存在だとしつつも、国籍を限定することが差別にあたるとの理由から、全ての外国人の受け入れを停止せざるを得なかったと語ったといいます。

投稿の中でAtsushiさんは、「プア層だけかと思っていた。富裕層は問題ないと思っていた」と自身の認識に言及しつつ、左派的な思想を持つ人々からの批判を予期しながらも「差別ではなく区別できる社会にしないと本当にまずいと思う」と問題提起しています。

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観光業と外国人受け入れの現実

近年、訪日観光客の急増とともに、地方の宿泊業界では外国人ゲストへの対応が大きな課題となっています。

特に沖縄や京都、北海道など観光資源の豊富な地域では、マナー違反によるトラブルが業界関係者からたびたび報告されています。

今回の投稿が示すように、富裕層の観光客であっても一部の行動が地域や業界に与える影響は甚大であり、事前の想定を超えるケースも存在しています。

また、外国人観光客全体を一括で制限することには倫理的・経済的なジレンマが伴い、現場の判断は慎重さを求められます。

一方で、実際に被害を受けたホテル側が自主的に受け入れ停止を選択することは、現場主導のリスクマネジメントとも言えます。

国籍を問わず、旅行者としてのマナー教育や文化の相互理解が求められている中、こうした情報の共有は業界全体の課題を浮き彫りにしています。

差別と区別の狭間で求められる議論

この投稿は「差別」と「区別」の線引きについて社会的な議論を喚起しています。

国や文化ごとの習慣や価値観の違いは当然存在しますが、それをもって一括で受け入れ制限を行うことが正当化されるかどうかは難しい問題です。

宿泊業者としては経営リスクや他の顧客への影響も考慮しなければならず、差別と捉えられるリスクを冒してでも対策を講じる選択をせざるを得ない場面もあります。

一方で、過剰な一律排除は国際的な信頼や観光地のイメージにも影響を与える恐れがあります。

SNSを通じた現場の声は、感情的な反応を生む一方で、現実の課題を可視化するきっかけにもなります。

今後は、個々の事例に応じた柔軟な対応策や、旅行者への啓発活動など、社会全体での成熟した対応が求められていると言えるでしょう。



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