
アメリカ出身の配信者、ジョニー・ソマリことラムジー・カリド・イスマエルさんが、韓国で新たにディープフェイク性犯罪の容疑で起訴され、最大31年の懲役刑に直面しています。
2025年5月8日に報じられたこの新たな起訴は、彼のこれまでの法的問題にさらに重なります。
イスマエルさんは、以前日本やイスラエルで配信活動を行っており、2024年には韓国を訪れました。
彼の配信は、地元住民への迷惑行為やビジネスの妨害、他の配信者への挑発など、物議を醸すものでした。
特に、元韓国海軍特殊部隊員に殴打される事件も発生し、その元隊員は後に暴行罪で罰金刑を受けました。
最初の起訴は、人気韓国人配信者ボンボンさんとのキスシーンをディープフェイクで作成・配布した疑いによるものでした。
YouTubeの法律解説者Legal Mindsetさんによれば、今回の2件目のディープフェイク起訴は、イスマエルさんがオンライン上で対立した他の韓国人配信者を対象とした可能性が高いとのことです。
韓国では、ディープフェイクの配布は性犯罪と見なされ、1件につき最大10.5年の懲役刑が科されます。
これに加え、業務妨害罪で有罪を認めており、同罪は最大5年の懲役刑が科されます。
さらに、同様の業務妨害罪での未決の起訴も抱えています。
その他にも、HIVの拡散を脅迫したり、北朝鮮のプロパガンダを推進したり、反テロ法に違反した疑いなど、追加の容疑が調査中です。
これらの容疑については、現時点で正式な起訴には至っていません。
現在も法的手続きが進行中であり、韓国当局は彼の行動に対するさらなる対応を検討しています。
報道の詳細
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反応
■韓国最高wwww
■どうせなら懲役300年とかにすればいいのに
■さすが先進国韓国だな
■重すぎて草
■韓国やるやん
■30年あったらちょっとくらい身長伸びるかもな
深掘
ディープフェイク規制が進む韓国の現状
韓国では、ディープフェイクを用いた性犯罪が深刻な社会問題となっています。
2024年には、ディープフェイクによる性犯罪の報告件数が前年の180件から297件に急増しました。
特に、未成年者を対象とした被害が目立ち、加害者の多くが10代の若者であることが判明しています。
政府はこれを受け、ディープフェイクの制作・配布だけでなく、視聴や所持も違法とする法改正を行い、最大3年の懲役刑または約2万2,600ドルの罰金を科すこととしました。
さらに、SNSプラットフォームに対する監視体制の強化や、学校での性教育の充実など、多角的な対策が進められています。
ディープフェイク犯罪と国際社会の課題
ジョニー・ソマリさんの事件は、韓国におけるディープフェイク性犯罪の深刻さと、それに対する法的対応の強化を象徴しています。
彼の行為は、単なる迷惑行為を超え、他者の名誉やプライバシーを侵害する重大な犯罪として扱われています。
韓国政府は、ディープフェイクを用いた性犯罪に対して厳格な姿勢を示し、法改正や教育の充実、プラットフォームの監視強化など、多方面からの対策を講じています。
今後、イスマエルさんの裁判の行方が注目されるとともに、ディープフェイク技術の悪用に対する国際的な対応の必要性も高まっています。
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