
小泉進次郎農水大臣が、早ければ6月初旬にも備蓄米を2000円台で店頭に並べると発言し、現場からは「実現すれば神の世界」と驚きの声が上がっています。
- 備蓄米を2000円台で提供方針に業界も驚き
- 「2週間で実現は神の世界」と現場の本音
- 実行には構造改革と現実的な対応が鍵
報道の詳細
関連
反応
■高騰する米価や市場への流通量の安定供給だけなら農相の仕事ではなく経産相の仕事です。
■今までの放出した備蓄米も含め、米屋に直接届ければ、可能な価格です。
■元々は備蓄米って古米で期限来たら工業用に回すものを国民の税金で蓄えた備蓄で国が儲けようと入札制度にしたから流通や値段がおかしくなる。国民の古米何だから流通経費考えても5㌔1500円位で出せると思うけど?元々国民のタダの備蓄米。問題は新米が出てからの価格をどうするか?だよね。
■何をやっても反対する人もいる。何かが良くなれば、何か悪い芽が吹く。でも、コメの価格を下げることが目標で、農家さんも儲かって、泣くのがJAだけなら最高だと思う。
■1番怖いのは、仮に目標を達成したとしても、それはあくまでも選挙対策じゃないかということ。
■低いハードルを設定したり、無理だとか出来ないとかいうより、これくらいのことを言ってのけるのは良いなと思いますが、昨今からの物価高騰に伴い人件費も燃料費も農薬費用も様々な費用が上がっているので、生産者さんにその分転嫁していただけるよう、本当の意味の適正価格となればいいなと思います。
深掘
現場との温度差が浮き彫りに
小泉進次郎農水大臣は23日、民放番組で備蓄米を2000円台で提供する意向を明らかにしました。
これを受け、TBS系「ひるおび!」に出演したスーパーアキダイの秋葉弘道社長は、「実現すれば神の世界」「次の総理決定」と高く評価する一方、現実には2週間での実現は極めて困難だと指摘しました。
実際、店舗では現在、茨城県産コシヒカリを4622円で販売しており、備蓄米の在庫もない状況です。
秋葉社長は備蓄米の導入についても「保管場所がない」など、流通面での課題を強調しており、政策実現には多くのハードルがあることを示唆しました。
スピードよりも継続可能な構造改革が重要
小泉氏の発言は、価格高騰に苦しむ消費者への即応として一定の注目を集めていますが、備蓄米を短期間で2000円台に抑えるには現場の流通インフラや保存体制、そして既存の価格体系との調整など、構造的な改革が不可欠です。
政治的なスローガンで注目を集めるのは簡単ですが、重要なのは持続的に国民生活を支える仕組みを築くことです。
一時的な価格下げではなく、農政全体のバランスを見直し、安定供給と農家支援を両立する政策こそが問われています。
小泉氏の挑戦がパフォーマンスに終わるのか、実効性のある改革として評価されるかは、今後の具体的な成果にかかっています。
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