こども家庭庁、いじめ 不登校の相談窓口 「“AI”で充実させます!」
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いじめや不登校に悩む子どもたちへの相談窓口をAIやSNSで充実させる方針を示したこども家庭庁の中間報告に対し、X上では「役立たず」「人の心が無い」「AIに丸投げするな」といった批判のポストが相次いでいます。

ざっくりPOINT
  • 「AI丸投げ」に強い反発
  • 支援現場との乖離が顕在化
  • 技術導入は信頼構築とセットで

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現場無視と受け取られるAI活用案

こども家庭庁が発表した、SNSやAIを活用した相談窓口の拡充案に対し、Xでは強い反発が広がっています。

特に目立つのは、「AIに投げるくらいなら自分でやる」「AI使うならお前ら無用だ」といった投稿に代表されるような、行政の姿勢に対する不信です。

ポストの中には「効率化の方向が間違っている」「人の心が分からないAIに相談できるのか」といった懐疑的な意見も多く見られました。

こうした反応は、過去のAI導入失敗例や現場での人材不足が背景にあると見られ、技術導入だけでは解決しない複雑な課題であることを浮き彫りにしています。

信頼回復への取り組みが不可欠

今回の反発は、子どもたちの心に寄り添う支援が求められている中で、テクノロジー導入が「丸投げ」と映ってしまったことに起因しています。

相談体制の強化が喫緊の課題であることに異論はありませんが、AIの導入が支援の質や信頼を損なう可能性があることも考慮する必要があります。

こども家庭庁は、AIを導入するのであれば、その活用目的や限界を明確にし、対人支援とのバランスを取りながら進める姿勢が求められます。

現場の声を丁寧に拾い、実効性のある支援策を打ち出すことが、今後の鍵となるでしょう。



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