【話題】刺青少年「刺青に偏見持つな」「刺青入ってる人が何かしました?」→ X民「はい。しました…」

広島のダルさん(@dar19900620)がXで投稿した刺青に関するポストが波紋を呼んでいます。

ポストでは「刺青に偏見持つな」「刺青入ってる人が何かしました?」という一般的な擁護意見に対し、「はい、しましたよ」と明言。

その上で、「花井組に神奈川のバラバラ事件、スーパーサラリーマン。みーんな、あなたのように刺青入ってます」と述べ、刺青を入れている人物が過去の事件や反社会的勢力に関与している事例を引き合いに出しています。

添付されたTikTok動画では、刺青が理由で温泉施設への入館を断られたと主張する男性が登場。

「わざわざ札幌から来た」「意味わかんない」「警察行きますわ」「日本を変えてほしい」などと抗議する姿が映されており、刺青を理由とした社会的な扱いに対する不満をぶつけています。

発言の中には「入れ墨入ってたらチャラい?」といった一般的な偏見への反論も含まれており、「俺は抗議しに警察と財務省に行きます」と話す様子が物議を醸しています。

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批判の的となった「被害者意識」の主張

この動画に対しては、多くのユーザーから批判が殺到しています。

主な理由は、温泉施設側のルールを無視した主張や、社会的なマナーへの配慮が欠けていると受け取られた点にあります。

「札幌から来た」といった発言が、刺青を理由に入館を断られた不満を強調する一方で、「警察と財務省に行く」といった言動が過剰な被害者意識と見なされたことで、逆に反感を招いたようです。

加えて、過去の事件や暴力団との関連を持ち出した広島のダルさんの皮肉的なコメントも、刺青に対する警戒心を助長させる要因となりました。

日本では公共の場での刺青が依然としてネガティブに捉えられる場面が多く、温泉やプール、スポーツジムなどでは明確な入場制限が設けられています。

そうした中で、刺青を肯定する主張が強くなるほど、ルールやマナーとの対立が顕著になっており、今回の投稿はその象徴とも言える事例となっています。

表現の自由と社会的ルールの摩擦

今回のポストおよび動画は、刺青に対する社会的な摩擦と、個人の表現の自由のせめぎ合いをあらためて浮き彫りにしました。

男性の主張には、「見た目で判断するな」「刺青に偏見を持つな」という正当な問いかけも含まれていますが、公共の施設が設けた明確なルールを無視し、過剰な抗議を行う姿勢が世論の反感を買った要因と考えられます。

広島のダルさんのポストにあるように、刺青を入れている人々の中には実際に反社会的勢力と関わる人物が含まれていた歴史もあり、完全に偏見を払拭するのは難しい現状があります。

一方で、ファッションやアートとして刺青を楽しむ若者も増えており、社会の側も一定の理解を示す必要性は高まっています。

今後は、個人の自由と公共の秩序のバランスをどう取るか、そしてどのようなルールが両者にとって公平なのかが問われていくでしょう。

 

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