文春の“永野芽郁田中圭報道”に、弁護士「リベンジポルノに準じて処罰対象にすべきレベルの悪質さ。ただのプライバシー侵害」

弁護士の岡野タケシさんが、自身のXアカウントで女優の永野芽郁さんと俳優の田中圭さんに関する報道について見解を示し、大きな注目を集めています。

岡野さんは、違法に入手されたLINEトーク履歴を公開する行為を強く非難し、「これはスクープではなく、ただの暴力」と断じました。

岡野さんによれば、永野さんと田中さんの親密なやりとりが第三者によって抜き出され、週刊文春に渡されたことは「リベンジポルノに準じる」とまで表現。

さらに、「本人が承諾していない限り、第三者が当人らのLINE履歴を抜き出す行為はプライバシー侵害であり違法」と明確に述べています。

また、「不倫は民事上の私的なトラブル」であり、公に暴露する意義は極めて薄く、「ただただ気分が悪い」と批判しました。

報道の公益性についても触れ、「政治家や官僚の汚職ならまだしも、芸能人の不倫レベルでは公益性が弱すぎる」と指摘しました。

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芸能人の私生活と報道の境界

今回の一連のポストは、芸能人の私生活に関する報道がどこまで許容されるべきかという論点を浮き彫りにしました。

法律的には、本人の同意なくLINEの内容を抜き取り公開することは明確にプライバシーの侵害にあたり、違法性を問われる可能性があります。

とくに岡野弁護士が述べているように、それがリベンジポルノと類似する構図であれば、より深刻な社会問題として扱われるべきです。

日本のメディア業界では「報道の自由」が保障されている一方で、個人の尊厳やプライバシーへの配慮が十分でないケースが後を絶ちません。

今後、こうした事例における法的線引きや報道倫理の再考が求められるでしょう。

報道とプライバシーの均衡を問う時代へ

岡野さんの主張が多くの共感を集めている背景には、芸能人に対する過剰な私生活の暴露に対する社会的な疲弊があります。

特定のスキャンダルがあたかも公共の関心事であるかのように報じられる中、その報道行為自体が誰かの人権や尊厳を踏みにじっている可能性に、多くの人が気付き始めています。

芸能人も一人の個人であり、私的な通信や交際が無断で暴かれることは、本来許されるものではありません。

今後、報道機関には「知る権利」と「守られるべきプライバシー」のバランスを真剣に見直すことが求められています。

また、読者側にも、何を知るべきで何を知るべきでないかを見極めるリテラシーが必要な時代になってきていると言えるでしょう。

 

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