【バッサリ】ご意見箱「なすのトゲが痛かった」→ 生産者に伝えた結果…

XユーザーでありFortune Factory株式会社の代表取締役でもある坂内綾花さんは、「なす」のトゲに関する消費者からのクレームにまつわるエピソードを紹介しました。

スーパーのご意見箱に「なすのトゲが痛かった」との声が寄せられ、それを受けて販売側が生産者にその内容を伝えたところ、生産者からは「もう食べなくていい」との返答があったというものです。

坂内さんは、この対応に対して「生産者さんがもっと伝える努力をすべきでしょうか?」と問いかけました。

その後の投稿では、「問屋さんを通さない取引ならではの事情があったのかもしれませんね」としつつ、「情報が溢れていると言われていますが、必要な情報が必要なところに届いていない」との見解を示し、情報伝達の課題に言及しています。

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「なすのトゲは当たり前」SNSで共感の声多数

坂内さんの投稿に対してX上では、多くのユーザーが生産者の立場を支持する反応を見せています。

「魚に骨があったと言うのと同じ」「お湯を飲んだら熱かったレベルのクレーム」など、トゲに対する苦情自体が不当だとする声が多数を占めました。

さらに「ナスに対する知識がない消費者の戯言」「カット野菜しか使わない世代だから仕方ない」といった意見も見られ、消費者側の知識不足を指摘する投稿が目立ちました。

「販売者は情報提供すべきだが、常識の差は埋めようがない」「クレームを入れてもナスが進化するわけではない」など、対応の限界を語る意見も上がっており、「もう食べなくていい」という生産者の反応を非難する声は少数に留まっています。

全体として「無理なクレームに付き合う必要はない」という論調が広がりを見せています。

常識の多様化と情報提供のあり方が問われる時代

今回の一件は、生産現場と消費現場の「常識のずれ」が表面化した例です。

農産物における自然由来の特徴を当然と受け止める層と、それを知らずに不満を抱く層が共存する中で、こうしたトラブルが生まれやすくなっています。

一方で、生産者や販売者が逐一すべての特徴を説明しきるのも現実的には困難であり、情報提供のバランスが問われます。

今回の反応からは、消費者に対する啓発が必要だという声と同時に、生産者が無理な要求に応じる必要はないという姿勢が広く支持されていることが分かります。

今後は、生産物の特性について簡潔かつ正確に伝えるツールや表示の工夫が求められるとともに、消費者側にもある程度の理解とリテラシーが必要とされる時代に入っているといえるでしょう。

 

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