【米国】高校生TikTokerさん、ピンポンダッシュで射殺される… 交際相手「最高の彼氏でした」

Xユーザーの滝沢ガレソさんは、アメリカで発生した高校生TikTokerの射殺事件についてポストしました。

事件の犠牲者となったのは18歳の高校生マイケルさんで、土曜深夜にTikTok向けに「ピンポンダッシュ(インターホンを鳴らして逃げるイタズラ)」の動画を撮影中、激怒した住人により銃撃されました。

射殺されたのは高校のプロム(卒業前のダンスパーティー)当日であり、彼にとって特別な一日だったといいます。

事件後、マイケルさんの交際相手はInstagramに「最高の彼氏でした」と追悼の言葉を投稿しました。

滝沢さんは事件の詳細とともに、ワシントン・ポスト紙の記事リンクも添えて情報を紹介しており、SNS上では衝撃と悲しみの声が広がっています。

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銃社会アメリカとTikTok文化の衝突

今回の事件は、若者文化と銃社会というアメリカの二つの現実が正面から衝突した事例といえます。

TikTokでは、刺激的で過激なコンテンツが注目を集めやすく、今回のようなイタズラ動画も一部で人気があります。

中でも「ピンポンダッシュ(インターホンを鳴らしてすぐに逃げる行為)」は、悪質な迷惑行為と認識されており、過去にもトラブルに発展した例があります。

一方で、アメリカでは住居への不審な接近に対して銃での対応が行われるケースが少なくありません。

住人が「正当防衛」を主張する状況も多く、今回もその線での議論が進んでいる模様です。

しかし、若者の命が軽く扱われるような現状に、SNS上では悲しみと怒りの声が広がっています。

命と責任が問われる時代に

この事件は、SNSを通じて瞬時に世界へ拡散され、多くの人々に衝撃を与えました。

TikTokなどのプラットフォームで「バズる」ことを目的に軽率な行動をとる若者と、それに対し過剰とも言える暴力的な反応が交錯する社会の危うさが浮き彫りになっています。

マイケルさんの死は、いたずらが引き起こした「悲劇」として記憶されるでしょうが、同時に、個々の行動が命に関わる責任を伴うことを改めて問いかけています。

今後、TikTokなどのSNSのガイドラインの見直しや、教育現場におけるリテラシー指導の強化、さらに銃社会そのものへの再考を求める声も高まると考えられます。

大切な命を無駄にしないためにも、このような事件が繰り返されない社会づくりが求められています。

 

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