【オーバーツーリズム】外国人観光客、京都のホテルで夜中に大騒ぎ → 日本人宿泊客がブチギレ → 部屋に突撃 → 結果…

Xユーザーのごくひんさん(@gokuhin2)は、5月5日に京都のホテルで宿泊中に遭遇した騒動について複数のポストで詳細を語りました。

投稿によると、深夜の時間帯に外国人観光客が宿泊する部屋から大きな騒音が漏れ出し、それに激怒した隣室の日本語を話す宿泊客が該当部屋に怒鳴り込み、「お前出てこい、国に帰れや!」と怒号が飛び交う事態になったとのことです。

外国人観光客は一時部屋に籠城していたが、最終的にホテルスタッフが駆けつけ、英語で注意を受けたと報告されています。

さらにごくひんさんは、「質の悪い外国人が増えすぎた」とし、オーバーツーリズムの現状や一部の外国人観光客のマナーの悪さを指摘。

「夜は寝るってことすらわからんア◯◯人だったのかな」と強い言葉で非難しました。

現在は騒動も収まり、静寂が戻ったことを伝えてポストを締めくくっています。

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京都におけるオーバーツーリズムと観光公害の実情

京都は日本を代表する観光都市であり、2023年以降のインバウンド回復により、観光客が急増しています。

観光庁によれば、2024年の訪日外国人観光客数はコロナ禍以前の水準に戻りつつあり、中でも京都は訪日客に人気の高い都市として宿泊・観光・飲食・交通の各分野に大きな影響を及ぼしています。

しかしその反面、「オーバーツーリズム」と呼ばれる過密観光による問題が顕著になっています。

市民や宿泊客からは、混雑や騒音、マナー違反への苦情が相次ぎ、一部のエリアでは夜間の静けさが保たれない状況も見られます。

特に民泊や格安ホテルでは、言語や文化の違いから騒音トラブルが発生しやすく、今回のように宿泊者同士の口論に発展する例も報告されています。

京都市はこうした問題に対処するため、観光マナーの啓発キャンペーンや英語・多言語でのルール案内の拡充を進めていますが、現場での対応には限界があるのが実情です。

国際観光都市に求められる寛容と秩序のバランス

今回の投稿は、外国人観光客のマナー問題に対する不満が現地でどのように噴出するかを生々しく伝えたものであり、京都が直面している観光地としての課題を浮き彫りにしています。

観光は都市にとって重要な経済資源である一方、住民や他の宿泊客との共存を成立させるには、ルールとマナーの徹底、そして言語や文化の違いを補完する多言語対応が不可欠です。

観光客に対する不満が高まると、やがて地域住民と訪問者の間に不信が生まれ、観光地としての魅力自体が損なわれる恐れもあります。

国際観光都市・京都にとって必要なのは、感情的な対立を避けつつ、宿泊施設や行政が積極的に秩序を保ち、観光客にも地元の暮らしへの敬意を持ってもらうよう促す環境整備です。

そのための対話と制度の強化が今、急務とされています。

(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)

 

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