ポリコレ路線に“NO” ディズニー実写映画『白雪姫』、165億円の赤字か… 日本でも上映打ち切り

ディズニーの実写映画『白雪姫』が大幅な赤字に転落する可能性が高まり、国内外の興行収入も振るわず、早期打ち切りとなる劇場も出るなど厳しい状況に直面しています。

ざっくりPOINT
  • 白雪姫が大赤字見込み、早期打ち切りの劇場も
  • 主演女優の発言やキャスティングが物議
  • ポリコレ路線に観客がNOを突きつけた形に

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ポリコレ偏重がもたらす商業的リスク

今回の『白雪姫』実写版は、公開前から「ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)」の象徴として議論を巻き起こしていました。

白雪姫の設定を人種的に変更し、「王子はストーカー」と主演女優が発言するなど、原作への敬意やファン層との乖離が多くの批判を招きました。

米国では近年、ディズニーを含むエンタメ業界が多様性や公平性を重視したキャスティングやストーリー構成を進めていますが、視聴者がそれを「過剰」と感じたとき、エンタメ作品としての魅力を損なってしまうケースもあります。

かつての『リトル・マーメイド』実写版でも類似の論争が起きており、作品の質やストーリー以上に「社会的メッセージ」が注目されてしまうことが、興行不振を招く一因になっているのです。

ブランドの信頼と観客の感性のズレに向き合うべき時

ディズニーは長年にわたり「夢と魔法の王国」として圧倒的なブランド力を築いてきましたが、近年の実写化戦略に対する評価は二極化しています。

原作の持つイメージを大きく改変することで、新たな価値観を提示しようとする一方、往年のファンや子どもたちが求める「普遍的な物語」との乖離が顕在化しています。

特に家族層や保守的な層の反発は大きく、今回の白雪姫に対しては「子どもに安心して見せられない」という声すら上がりました。

企業として多様性を尊重することは重要ですが、それが観客との信頼関係やブランド価値を損なう結果になるのであれば、戦略の見直しは避けられない段階にきているのかもしれません。

(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)

 

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