
by 水月会
石破茂首相が過去に「尖閣諸島に陸上自衛隊を常駐させる」と発言していたことが再注目され、ネット上では「その時が来た」との声が広がっています。
登山家・野口健氏もX(旧Twitter)上で「今がその時では」と投稿し、石破氏の行動を強く促しています。
話題のポスト
石破首相「尖閣諸島に陸上自衛隊を常駐させろって総理になったら言うっスwww」
石原慎太郎氏を前にイキる当時石破茂幹事長に
ネット民「時が来た!!」☺️
ひめゆりの塔の展示 緊急事態条項 尖閣諸島周辺 ヘリ離陸 戸籍制度 憲法改正 石破政権 #選挙に行かないと日本終わる pic.twitter.com/AUWoKwr75S
— mizarou(ミザロー) 元大手パチンコ企業部門長元FCオーナー今はフリーランスSE兼サラリーマン (@code_economy) May 4, 2025
今がその時ではないでしょうか。推測するにそのタイミングをじっと狙っていたのでしょうか。先を越される前に先手でアクションを起こして頂きたい。
むしろ実効支配されてしまったらこの国は何も出来やしないでしょう。… https://t.co/03YvqQ2N7b
— 野口健 (@kennoguchi0821) May 4, 2025
北方領土も竹島も実効支配している側は軍隊をおいている。尖閣諸島に自衛隊の基地がない方がむしろ不自然なのではないか。…
— 野口健 (@kennoguchi0821) May 4, 2025
関連
反応
何の責任も負わない時は好き勝手なことを言い
— (有)新京成印舗 (@rin11419) May 4, 2025
仲間でも後ろから撃つ人
いざ総理になって何も考えてなかったものだから本人もびっくりしてあたふたしている
という感じですね
こういうのが残ってるし、
— ASKA (@ASKA_Pop_ASKA) May 4, 2025
一度ウェブに上げられたら、もう消えることがない。
ネットは怖い。
この人って展開的な『内弁慶』タイプ
— etcca (@unaginokubiwa) May 5, 2025
いざ強い人には何も言えない。
そんな気がします。
こんなホラ吹き早く辞めろ。
— きぃちゃん (@kanahashi_tigga) May 5, 2025
深掘
緊迫する尖閣情勢と「実効支配」の意味
尖閣諸島を巡る日中間の緊張は、近年さらに高まっています。
特に2020年以降、中国海警局の船舶や航空機の活動が活発化し、領海・領空侵犯に関する懸念が相次いで報じられています。
このような状況の中で「自衛隊の常駐」という構想は、単なる防衛体制強化を超え、「実効支配の明示」として大きな意味を持ちます。
実効支配とは、領土の所有権を主張する際に国際社会から重視される要素であり、実際に人員や施設を配置し、継続的に管理・運営しているかが問われます。
そのため、もし中国側が先にこの地域を「事実上支配している」とみなされるような動きを強めれば、日本政府としては領有権主張の根拠が弱まる恐れもあるのです。
野口氏の指摘には、そうした現実的な危機感が込められており、「言ったからには行動を」という世論のプレッシャーとも重なっています。
今後の石破政権に求められる“具体策”と“一貫性”
石破首相が抱える最大の課題の一つは、「過去の発言に基づく政策の実行力」です。
防衛や外交において強硬姿勢を取る発言が多かった石破氏ですが、現実の政権運営となれば、その一貫性と実行可能性が厳しく問われることになります。
とりわけ尖閣諸島問題は、安全保障だけでなく日中関係や国際世論、経済的影響にも直結するデリケートな問題です。
自衛隊常駐という選択肢には当然ながら中国側の強い反発も予想され、偶発的な衝突のリスクが高まるとの懸念もあります。
それでも「国民を守る」「領土を守る」と明言してきた政治家であれば、多少のリスクを承知で政策を貫く責任もまた伴うはずです。
今回のネットの声や有識者の指摘は、そうした一貫性の必要性を改めて政権に問いかけるものだと言えるでしょう。
(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)
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