
ラーメンやスナック菓子、炭酸飲料などの「超加工食品(UPF)」を多く摂取するほど、75歳以前に死亡するリスクが高まることが、米国の最新研究で明らかになりました。
- 超加工食品の摂取量が増えるほど死亡リスクも上昇
- ラーメン・スナック・冷凍食品などが該当
- 食生活の質が“寿命”を左右する時代へ突入
報道の詳細
関連
反応
■炭酸飲料やスナックなどを食べないと死ぬ
■食料危機でくたばるからどうでもいいだろ
■ていうか75歳超えて生きたいと思うの?
■息をする人は死にます
■コンビニが身近にあって超加工食品ばっかりの日本人が長寿な理由がつかないよね 単にカロリーまみれの食事をしてるとか、そういうほうが大きいんじゃない?
■まあ貧乏人は早死にする可能性が高いということだけどね結局 安い食い物
■75歳が基準なら誤差だな
深掘
身近な食品に潜むリスク、「便利さ」と健康のトレードオフ
今回発表されたのは、「American Journal of Preventive Medicine」に掲載された研究で、日常的に摂取している超加工食品(UPF)が健康寿命を縮める可能性を指摘しています。
UPFとは、インスタントラーメン、菓子パン、ハムやソーセージ、炭酸飲料、冷凍食品など、食品添加物や人工甘味料、防腐剤、加工工程を多く含む食品の総称です。
研究によると、UPFの摂取割合が10%増えるごとに、75歳未満で死亡するリスクが3%上昇するとのことです。
特に、忙しい現代人の食生活においては、手軽さや保存の利便性からUPFが多用されがちですが、その積み重ねが将来的な健康に大きな影響を与える可能性があると警鐘を鳴らしています。
これまでにも糖尿病、心疾患、肥満などとの関連が報告されており、今回の研究は「死のリスク」にまで踏み込んだ点で、より深刻に受け止める必要があるでしょう。
「食の選択」が未来を左右する時代へ
このような研究結果が示すのは、私たちの“食の選択”が長期的に生命に直結するという事実です。
手軽さやコストパフォーマンスだけでなく、成分表示や原材料に意識を向けることが、今後の健康維持には不可欠です。
とはいえ、UPFを完全に避けることは現実的に困難であり、問題は「量と頻度」、そして「代替手段の確保」にあります。
加工食品に頼るのであれば、少しでもナチュラルな製品を選ぶ工夫や、野菜や発酵食品などと組み合わせた栄養バランスの取れた食事を意識することが鍵になります。
また、子どもの食育や家庭での調理習慣の見直しも含め、社会全体で“食の質”を見直す必要があります。
利便性と健康の狭間で、どのように日々の選択を行っていくかが、これからの命の持ち時間を左右する時代に入ったのかもしれません。
(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)
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