【話題】「味は悪く無い が、二度と行かない」→ 写真と提供された食事(スタミナもつ丼)がこちら…

X(旧Twitter)ユーザー「脳筋のオッサンです」さんが、都内のある飲食店で提供された「牛すじ丼」(税込837円)を食べた感想として「味は悪く無い が、二度と行かない」と投稿し、約18万件の表示を記録する話題となっています。

投稿には実際のメニュー写真と提供された丼の画像が添えられており、見た目の質素さや量の少なさを指摘する声が多く寄せられています。

「出す時にこれで良いと思ったのか」「吉野家の方がコスパ良い」「これでは若い力士は太れない」といった反応が続出し、価格と満足度のギャップに関する議論がSNS上で盛り上がっています。

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「高くて少ない」外食への不満、背景にある物価と価値観の転換

今回の投稿が広く共感を集めた背景には、現代の外食事情に対するユーザーの不満が色濃く反映されています。

特に「コスパ」を重視する層にとって、見た目に対する価格の高さは「裏切られた」と感じやすい要素となっています。

近年の飲食業界では、人件費・原材料費・テナント費用の高騰により、価格の上昇は避けられない状況となっています。

それに加えて、「元力士が作るまかない飯」といったブランドストーリーや付加価値が価格に上乗せされる傾向もありますが、消費者はそれを「味」や「量」といった実体験に基づいて判断します。

今回のような“見た目で損するメニュー”が炎上の火種となるのは、価格・期待値・提供実態のズレが顕著になったときです。

つまり、単に「味が良い」だけでは消費者の満足を得ることが難しい時代に突入していると言えるでしょう。

SNS時代の飲食店、問われるのは「共感」と「誠意」

本件が拡散された要因の一つは、投稿者の率直でシンプルな一言と、添えられた写真のインパクトです。

「味は悪くない、が、二度と行かない」という感想は、極めて冷静であると同時に決定的であり、同様の体験をした人々の記憶を呼び起こしました。

SNS時代において、飲食店は味やサービスだけでなく「印象管理」も重要になってきています。

とくに写真と短文で消費されるレビュー文化の中では、盛り付けの見た目や量、価格のバランスが厳しく評価されます。

悪気なく出した一皿が、ネット上で「コスパ最悪」と断定されることもあるのです。

また、飲食体験に対する不満が表面化したとき、店側の対応やコミュニケーション姿勢も問われる時代になっています。

価格と満足度のバランスを再考するだけでなく、ユーザーとの信頼構築が求められる――それが現代の飲食店に課された新たな挑戦といえるでしょう。

(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)

 

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