
元「青汁王子」こと実業家の三崎優太氏が、自身の公式YouTubeチャンネルで配信する経営エンタメ番組「REAL VALUE」を更新。
最新回には実業家の堀江貴文氏がゲストとして登場し、現在の芸人事情について辛辣な意見を述べる場面がありました。
この回では、「史上最低の芸人志願者」と紹介された人物が登壇しトークを披露しましたが、堀江氏は「最低だね」とバッサリ。
その流れで現代のお笑い業界に言及し、「芸人は劣化している」「『M-1』も高学歴芸人の予定調和でつまらない」と持論を展開しました。
さらに、「そういう芸人の劣化コピーが増殖していて、“俺でもできる”と思わせる空気が今のお笑い界にはある」と厳しい評価を続け、視聴者の間でも賛否を呼んでいます。
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反応
ホリエモンが優勝まで出来たら大口叩いて良いと思うけど、出来もせんのに言ってたら笑われるだけだぞ。
— 東正孝 (@deqmAya2ABVD5bw) May 4, 2025
確かに😅
— キューピー珍太郎 (@zjjX6EdS9m77941) May 4, 2025
サンドイッチマンのヤクザネタ面白かっただけ🤭
何にでも噛み付くなぁホリエモンは
— かひさくん (@ca9dad47f88d4be) May 4, 2025
採点が不自然な気がするんで、全然みなくなった。
— べーたろー (@beta0000) May 4, 2025
深掘
芸能界の「量産型批判」とオリジナリティのジレンマ
近年、お笑い界に限らず多くの芸能分野で「似たような人ばかり」「どれも同じに見える」といった批判が増えています。
特にコンテスト番組やSNSを通じて広く認知される芸人たちは、一定の「ウケるフォーマット」に則ってパフォーマンスを構築している傾向があり、それが「予定調和」「無難すぎる」という評価につながりがちです。
一方で、オリジナリティを追求しすぎると視聴者に受け入れられにくくなるリスクもあり、テレビやメディアの影響力が強い日本の芸能界では、「冒険しない」芸風が選ばれる構造も存在しています。
特に地上波の影響力が低下し、多くの芸人がYouTubeやTikTokなど別のプラットフォームに活路を見出す中、「本当に面白い」と「バズる」をどう両立させるかは、新世代の課題となっています。
このような状況では、堀江氏のような外部の視点からの批評は耳の痛いものではあるものの、業界全体が一度立ち止まって考えるきっかけともなり得るでしょう。
「誰でもできる」と言われたとき、芸人は何を見せるか
堀江氏の「俺でもできるようなお笑いばかりになっている」という指摘は、挑戦を重ねてきた芸人にとっては反発を招く言葉でもありました。
とはいえ、それが世間の一定層に共有される印象である以上、無視できない現実でもあります。
芸人の仕事は単に「面白いことを言う」ことではなく、構成力、表現力、空気を読む感性、そして何より継続的な努力が求められる職業です。
しかし、笑いがSNSやショート動画などの短尺コンテンツに最適化されていく中で、その「プロとしての凄み」が伝わりにくくなっているのも事実です。
今後、芸人たちが堀江氏のような批評にどう応えるかは、芸能界の多様性と創造性に直結します。
「誰でもできそうに見えるもの」の中にどれだけの工夫と技術があるのか。
それを見せる力こそが、次世代のお笑いを牽引するカギになるでしょう。
(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)
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