【話題】X民「遺体捜索に当たって尽力しているのはみんな男達。危険な作業は全部男任せ。そのくせフェミ共は…」

Xユーザーのaniotakiraraさんが投稿したポストが反響を呼んでいます。

内容は、災害現場で遺体捜索にあたる作業員が全員男性であることに言及し、「危険な作業はすべて男任せ。それなのにフェミニストは政治家や企業役員は男女同数にすべきと主張する」と皮肉を交えながら指摘したものです。

添付された新聞記事の写真には、事故現場で必死に作業する男性作業員の姿が写っており、「人口の半分が女性なら、人命救助にも半数が関わるべきでは」と問題提起しています。

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現場の危険作業と平等論のすれ違い

災害や事故現場での作業は、肉体的負荷や危険性が極めて高く、これらの業務を担うのは圧倒的に男性が多いという現実があります。

消防、警察、自衛隊などの現場でも、女性の採用は進んでいるものの、実際の配属や任務の内容には偏りが残っています。

こうした中で、政治や企業の役職における男女比の平等ばかりが議論の中心になっていることに対し、疑問の声が上がっているのです。

つまり「平等」を掲げるなら、権利だけでなく義務や負担にも目を向けるべきではないかという意見です。

このポストは、そうした不均衡に対する反発や違和感を背景に、多くの共感を集めたものと見られます。

理念と現実の乖離に向き合うとき

男女平等の理念は重要であり、社会全体として目指すべき方向です。

しかしながら、現場で誰がどのようなリスクを引き受けているかという事実と、その理念との間にギャップがあることもまた事実です。

特に、命に関わる危険な作業やインフラ維持に関わる業務では、負担が一部に集中している構造が続いています。

このような現状に対し、単に「役職の数」や「形式的な比率」だけで平等を測るのではなく、あらゆる分野において負担と責任の分配も議論の対象とすべきではないでしょうか。

平等の実現には、数字以上に「現場の声」と「役割の実態」を反映させる視点が不可欠です。

(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)

 

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