【万博】橋下徹さんが即答「問題点はあるけど、“満点”」

元大阪府知事の橋下徹氏が3日、関西テレビの番組で大阪・関西万博を「満点」と評価しつつ、通期パス割引コードの配布方法に激怒し「アホか!ふざけんな」と強い口調で問題点を指摘しました。

ざっくりPOINT
  • 橋下徹「万博は満点」も割引制度にブチギレ
  • 「万博IDあるのに案内所並べって…アホか!」
  • 運営の非効率ぶりにネットでも共感の声続出

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スマート万博の理想と現実にあるギャップ

大阪・関西万博は「未来社会の実験場」を掲げ、最先端のテクノロジーや持続可能な都市モデルを披露する国際的イベントとして注目を集めています。

その中心には、デジタル化された入場管理やキャッシュレス決済、スマートモビリティの導入といった施策があり、日本の技術力と都市運営の未来像を象徴するものとされています。

しかしながら、橋下氏が指摘したように、現地での実際の体験が「アナログな混乱」に陥っているケースは少なくありません。

例えば、通期パスの割引を受けるために長蛇の列に並び、紙での手続きが必要になるなど、来場者の利便性を損なう要素が複数存在します。

こうした実情は、万博が掲げる「未来型運営」との乖離を示し、デジタル技術をいかに来場者の実体験に落とし込むかという点で、大きな改善の余地があることを浮き彫りにしています。

「世界に示す万博」に問われるホスピタリティの質

万博は世界からの来場者を迎える国家的イベントであり、そこで体験される一つ一つのサービスや対応は、日本全体のイメージに直結します。

橋下氏が「ふざけんな」と語気を強めたのは、そのような期待に反して、現場の運営があまりにも不親切かつ非効率であったからです。

現代のユーザーは、予約や入場、割引取得などをすべてスマートフォン一つで完結させられる社会に慣れています。

その中で、わざわざ列に並び、紙を介して手続きをしなければならないという運用は、大規模イベントにおけるUX(ユーザー体験)設計としては著しく遅れていると言わざるを得ません。

万博が掲げる未来ビジョンを真に実現するためには、テクノロジーの導入以上に、来場者視点に立った運営の再設計が求められます。

「世界に見せる日本の姿」をどう整えるかが、今後の最大の課題となるでしょう。

(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)

 

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