
三重県志摩市で住宅を全焼させたとして、ストーカー規制法に基づく禁止命令を受けていた無職の向井良喜容疑者(63)が、放火の疑いで逮捕されました。
- ストーカー扱いに激高、63歳男が住宅に放火
- 住人は外出中で無事も、家は全焼の被害
- 禁止命令後の逆恨みに警察対応の限界露呈
報道の詳細
【全焼】「会えないなら家に火を」 40代女性が住む家に放火、ストーカー行為で禁止命令出ていた63歳男逮捕https://t.co/kz9fAig9hk
この家には親子3人が暮らしていたが、当時、全員外出していて無事だった。男は「警察からストーカーとして扱われたことに腹が立った」と供述しているという。 pic.twitter.com/T23Y1Lu080
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 3, 2025
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反応
ヤバすぎますね💦
— ヒイロ🪭 (@JB8MtLosj4bROze) May 3, 2025
63歳でその行動って。。
あまりに行動が短絡的すぎる 知能検査をしたほうがいいね 境界知能かもしれない
— Dr.Oct (@Oct_bio_lab) May 3, 2025
怖すぎる💦
— うさうさ🐰💕 (@usausaxxxusausa) May 3, 2025
みなさん外出中でよかった😥
ポストの埋め込みに失敗しました。
深掘
ストーカーから放火へ…規制の限界と加害者の歪んだ執着
ストーカー規制法は、被害者の安全確保を目的とする法的手段ですが、加害者の「逆恨み」や「自己正当化」による反発を完全に抑えることは困難です。
実際、禁止命令を出された後に激化するケースも後を絶たず、命令が「逆効果」になる危険性も専門家から指摘されています。
今回のように、実際の接触が断たれたことで加害者の怒りや執着が増幅し、より過激な手段に至る構図は、今後の対策を検討する上で看過できません。
また、加害者の高齢化という点も見逃せません。
孤立や精神的な不安定さを抱える中高年が、社会とのつながりを恋愛や一方的な好意に求め、行動を制御できなくなる事例が増えており、予防や支援の仕組み強化も課題です。
被害者の「無事」が奇跡で済まされない社会的責任
今回、住宅に住んでいた親子3人は外出中で命に別状はありませんでしたが、住居が全焼するという深刻な被害を受けました。
この結果が「奇跡的に無事」であったからといって、社会的な問題の軽視につながってはなりません。
ストーカー規制法が適用されていたにもかかわらず、加害者の暴走を食い止められなかったことは、制度の限界と対策の不備を示しています。
「加害者の思い込み」や「恋愛の自由」といった言葉で包み隠すには、あまりに現実の被害は深刻です。
とくに今回のような「住居への攻撃」は、命にかかわる犯罪であり、未然に防ぐための介入や監視体制の強化、さらには加害者側への心理的ケアと更生支援が必要です。
被害者が安心して生活できる社会の構築には、警察や自治体、地域社会の連携が欠かせません。
また、ストーカー行為が「犯罪」であるという認識を広く社会に浸透させ、個人の執着が公共の安全を脅かす事態を未然に防ぐ教育も求められています。
(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)
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