
グラビアアイドルで起業家のくりえみさんが、自身のインスタグラムでいわゆる「ドバイ案件」について私見を投稿し、大きな反響を呼んでいます。
くりえみさんは、SNS上で話題になっているドバイでの高額報酬を謳った勧誘について、「基本的に行ったら命の保証はないと思った方がいい」と強く警告しました。
また、彼女自身も3年ほど前から「知人の知人が体験した」話として、過酷な状況に置かれたという噂を耳にしていたといいます。
その内容は、王族の前で女性が全裸でポールダンスを強要され、気に入られた女性が別室に連れていかれるといったもので、「とても人間が受ける行為ではない」と語っています。
さらに、「そうしたお誘いはDMで来る」と明かし、実際に自身にも過去にそのようなメッセージが届いていたことを告白。
「本当に安易に誘いに乗らないことを徹底すべき」と呼びかけ、若年層を中心に拡散される怪しい案件への警戒を促しました。
くりえみさんのインスタより
関連
反応
■昭和の時代から海外のヤバい案件の話はあるが最近はネットでお誘いが来る
■金持ってるだけで とても知識があるような人たちでは無いからね
■ガーシーは何目的、誰からの指示なのか知らないがドバイ案件は安全って印象操作してるけど、くりえみさんみたいにドバイ案件は危険って思って広める方が自然よな。
■最近はインドとかそっちでもそういうのがあるという噂があるみたい。
■以前、ドバイ在住の日本人から、砂漠に捨てられた日本人女性の話を聞きました。ランドクルーザーで砂漠に連れてこられて、ボロボロになった状態で置き去りにされたそうです。たまたま通りかかった車に助けられたそうですが、こういった被害は、仮にお金目的でドバイへ来ていたのであれば、現地の警察にも届けられないし、日本大使館にも相談し辛いと思います。どうか、最初から断って欲しいと思います。
深掘
海外案件の闇とSNS時代のリスク
「ドバイ案件」としてSNS上で拡散されている一連の内容は、過去にも話題になった「海外高報酬バイト」や「インフルエンサー向け招待案件」と同種のものです。
実態の分からない海外の富豪や企業が、日本国内の女性に対して高額な報酬を提示し、正体不明のオーディションやモデル契約に誘導するケースが存在しています。
その多くが、パスポートを取り上げられる、連絡が取れなくなるなど深刻な被害へとつながる可能性を孕んでおり、法的にも倫理的にも大きな問題となっています。
SNSが主要な情報流通チャネルとなっている現代では、個人が無防備に危険に巻き込まれるケースも増えており、特に若年層に対する啓発や注意喚起が求められています。
日本国内でも、外務省や在外公館が注意喚起を行うようになってきており、ユーザー自身も安易な「うまい話」に飛びつかないリテラシーが求められます。
情報の見極めと自己防衛の重要性
くりえみさんの投稿は、信ぴょう性の不確かな情報に対しても真剣に向き合い、リスクを冷静に分析する重要性を示しています。
特にSNSの時代においては、真偽不明な話がミーム的に拡散され、気付かぬうちに社会的な合意や幻想を作り出してしまうこともあります。
今回のような「都市伝説のように語られる実話」は、それが事実であるか否かにかかわらず、警鐘として多くの人の目に留まり、現実に生じている可能性のある闇に光を当てるきっかけになります。
一方で、憶測や噂の段階で断定的な表現が広まることで、無関係な人々が誤解を受けたり、誹謗中傷の対象になるリスクも否めません。
こうした複雑な情報環境においては、情報の出どころや信ぴょう性を見極めつつ、誰もが慎重な姿勢で判断を下していくことが必要です。
安全と尊厳を守るためには、好奇心よりも冷静さが求められる時代になっています。
(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)
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