【川崎】神奈川県警に9回もストーカー被害の相談するも取り合ってもらえなかった女性、最悪な結果に…

川崎市の住宅で発見された一部白骨化した遺体は、昨年12月から行方不明となっていた20歳の女性に関係するもので、警察には行方不明前に9回も相談があったことが明らかになっています。

ざっくりPOINT
  • 被害女性は9回も警察に相談
  • ストーカー元交際相手を捜索
  • バッグに入った遺体で発見

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ストーカー相談が軽視された末の悲劇

この事件では、川崎市の岡崎彩咲陽さん(20)が元交際相手からのストーカー行為を受け、危険を感じて警察に9回も相談していたにもかかわらず、十分な対応がされていなかったとみられています。

元交際相手の執拗なつきまといや自宅侵入、誘拐の恐れまであったとされ、被害の深刻さが見過ごされた形です。

家族がSNSを通じて情報提供を呼びかけるなどして、ようやく警察による捜索が本格化。

川崎市内の住宅でバッグに入った状態の遺体が発見され、死体遺棄事件として捜査が進められています。

このような事例は全国でもたびたび発生しており、警察の危機感の欠如や、通報・相談の“形式化”が問題視されています。

再発防止には何が必要か

警察が被害者の訴えを真摯に受け止め、具体的な保護措置を講じていれば、今回のような結果は防げたかもしれません。

近年、ストーカー規制法の強化が行われているものの、実際の現場では被害届の受理や加害者への接近禁止措置が徹底されていないケースも多く、制度と運用のギャップが課題です。

また、若年層の被害者が相談しても軽視される傾向や、交際関係にあった場合に「男女間の揉め事」と見なされがちな点も深刻です。

被害を未然に防ぐには、警察の意識改革と連携強化に加え、社会全体での啓発と支援体制の拡充が急務です。

(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)

 

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