杉田水脈氏「『同和、アイヌ、沖縄、外国人、LGBT…それらの人達に対する差別はあってはならない』私はいつもそう思っています。が…」

自民党の杉田水脈氏は5月1日、自身のXで、LGBTや外国人、同和、アイヌ、沖縄といった属性に対する差別はあってはならないと前置きしながらも、「差別を理由に不当な要求をする人たち」と称する存在に苦言を呈し、それらが「差別の解消を妨げる存在だ」との持論を展開しました。

過去の役所勤務で「モンスタークレイマー」の存在を目の当たりにした経験を語り、税金の使い道が「本当の弱者」に届かなくなっていると批判。

さらに、講演会で起きた妨害行為に言及し、「どんな妨害に遭っても、選挙に出馬する予定で全国での講演も続ける」と、活動継続の意志を表明しました。

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社会の「本音」を代弁したとの評価広がる

杉田氏の投稿に対する反応の多くは、「現場を見てきた人間だからこそ言えること」「言葉を選ばずに伝えた勇気を評価したい」といったものでした。

とくに役所や公的機関の現場で働いた経験があると明かす人々からは、「確かに一部には制度を逆手にとって要求を繰り返す人がいる」との共感の声が寄せられています。

また、「差別問題を真正面から扱おうとすれば、必ず反発がある。それでも逃げずに発信する姿勢が大事」「本当の弱者に支援が届かない現状を変えたいという思いが伝わった」といった意見も見られました。

ネットユーザーの中には、既存メディアや政党が忖度を避けて通る話題に対して、杉田氏が正面から切り込んだことに拍手を送る向きも多く、「だから支持する」「これこそが政治家の役割だ」といったコメントが並んでいます。

また、投稿後に行われたとされる妨害行為や反対運動に対しても、「暴力的な抗議は逆効果」「事実上、杉田氏の主張の正当性を証明してしまっている」との反応が見られ、杉田氏の立場をさらに強化する結果となっています。

反発の中で強まる杉田氏の発信力と求心力

一方で、このような反響の裏側には、政治家による言論の自由と責任という論点も浮かび上がります。

杉田氏の投稿は過去にも物議を醸してきた表現スタイルと共通しており、今回も「差別を助長する」との批判はゼロではありません。

しかしながら、SNSでのリーチの広さや、既存の政治・行政に対する不満を代弁する役割を期待する層が多いことから、今後の選挙戦などでの影響力は軽視できない状況です。

とくに支持者からは「杉田氏は“言葉狩り”に屈しない政治家」「多くの人が思っていても言えないことを語ってくれる存在」と位置づけられており、既存政党の内外を問わず、一定の影響力を保ち続けていることがうかがえます。

杉田氏自身も「どんな妨害に遭っても選挙に出馬する予定」と明言しており、今後も社会の“タブー”に切り込むスタンスを継続する見通しです。

(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)

 

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