
セブンイレブンが新たに発売する「一膳御飯おむすび 焼肉のタレまぶし」が話題となっています。
焼肉のタレをご飯に“まだら”にまぶし、まるで焼肉店でタレにくぐらせた肉をご飯にワンバウンドさせたような味わいを再現したという商品で、価格は税込203.04円です。
しかし、この価格設定と見た目に対し、SNSでは「これ見て食いたいって思わんやろ」「焼肉のタレかけただけの米の塊に200円w」といった辛辣な意見が目立っています。
「自炊すれば20円」「100円なら許せた」など、コスパへの不満も多く、ネットではやや否定的な空気が広がっています。
一方、「今は米が高いから仕方ない」と価格に理解を示す声もあり、物価上昇が消費者心理に影響を与えていることが浮き彫りとなっています。
商品詳細
関連
反応
■まだセブンで買ってる奴なんて近所のコンビニがセブン一択の奴くらいだろ
■こういうのに文句言うおじさんてコレを無理やり食わされる環境にいるかわいそうな人達なんだろうな
■せめて焼いてあれば買ったかもしれん
■花山薫が握ったおにぎりなら買う
■セブンが客を舐めてるなんて今に始まった事じゃないよ
■セブンにはATM以外の利用価値はない
深掘
コンビニおにぎりの価格上昇と「割高感」への反発
近年、コンビニ各社の商品は原材料費や物流コストの上昇を背景に価格が引き上げられています。
特に米の価格は記録的な高騰が続いており、コンビニおにぎりも150円台から200円前後が主流となりました。
企業側は“少量高満足”をうたい、付加価値を強調していますが、消費者の反応は必ずしもそれに追いついていません。
今回のように「焼肉のタレをかけただけ」と受け取られる商品では、価格とのバランスが問われることになります。
コスト意識が高まる中で、商品が見た目や内容以上の“納得感”を提供できなければ、価格に対する反発は今後も続くと考えられます。
生活必需品の象徴ともいえるコンビニおにぎりだからこそ、価格と内容のギャップには厳しい目が向けられるのです。
コスパ重視時代の「食の選択」と企業の挑戦
家計への負担が増すなか、多くの消費者が“コスパ”を軸に食の選択を行っています。
コンビニ各社もこれに応える形で新商品の開発を進めていますが、価格に見合う体験をどう提供するかは大きな課題です。
たとえば、原材料を抑えつつも独自の製法や調理法で“手間”や“味の深み”を演出する工夫が求められます。
一方で、コンビニという性質上、利便性や保存性、配送の安定性も重視されるため、バランスを取るのは容易ではありません。
今回のようにSNSで一気に話題になる商品は、その価格設定や見た目が問われる代表例です。
今後、物価上昇に伴う“価格の説得力”が企業にとってますます重要なテーマになることは間違いありません。
企業側の創意工夫と消費者側のリアルな感覚のギャップをどう埋めるかが、コンビニ業界の成否を左右するポイントとなりそうです。
(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)
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