【話題】『日本人は「意地悪」な人が多いと研究結果… 万博失敗や、空飛ぶ車の部品落下を喜ぶ国民性だからね』

冨田剛さん(@c8nfpQMiqCoRrw6)は「日本人は意地悪な人が多いという研究結果が出た。新しい技術が出ればすぐ批判の嵐になる。これでは経済成長しない」と指摘し、「万博の失敗や空飛ぶ車の部品落下を喜ぶような国民性が原因ではないか」との見解を示しました。

引用元には大阪大学などの研究による「日本経済低迷の元凶は日本人の意地悪さか」というプレジデントオンラインの記事が挙げられています。

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日本人は諸外国と比較して「意地悪」な人が多く、他人の足を引っ張る傾向が強い」

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批判文化がイノベーションを阻む構造と心理

日本における「新しいもの」への過剰な警戒心や批判は、しばしば技術革新の足かせになってきたと指摘されています。

大阪大学などの研究では、日本人の中に「他人の成功を快く思わない」「失敗を過剰に叩く」傾向が見られることが、経済成長やイノベーションを妨げているという仮説が示されています。

SNSでは、新技術や新制度に対して即座に否定的な反応が拡散されやすく、建設的な議論に至らずに「叩き合い」や「萎縮」が起きる場面が増えています。

実際に、大阪万博における過剰な批判や、空飛ぶ車の試験飛行中の部品落下に対する“喜び交じり”の反応など、「失敗を笑う風潮」が見られることがあります。

これは単に意地悪というより、同調圧力や失敗への恐怖、他者との差異を嫌う文化的背景が影響している可能性も指摘されています。

問題は個人の性格ではなく、そうした行動を生みやすい社会的な空気であり、それを是正するには、リスクを認める社会の寛容さと、失敗から学ぶ姿勢が不可欠です。

批判ではなく「応援文化」へ、日本経済再生へのカギ

新しい挑戦に対して厳しい目が向けられるのは、慎重な判断力の裏返しでもありますが、それが過度になれば社会全体の活力を失わせます。

冨田さんが指摘するように、技術の芽を摘むような反応や、失敗を嗤う風潮が続けば、若い世代やスタートアップ企業はリスクを取ることを避け、安全な道ばかりを選ぶようになります。

これが「挑戦しない社会」を形作り、結果として経済の停滞につながっているのです。

本来、経済成長や技術革新には「失敗の許容」が不可欠です。

アメリカなどの先進的なスタートアップ文化では、失敗経験がむしろ信用の一部となり、次の挑戦の後押しにもなっています。

日本に必要なのは、批判から始めるのではなく、まずは応援する姿勢。

そして問題が起きた際には冷静に議論し、次につなげる環境づくりです。

経済再生のカギは、制度や資金以上に「社会の空気」にあるのかもしれません。

互いを認め合い、挑戦を称える文化へ転換することが、日本が再び成長路線に戻るための本質的な一歩となるでしょう。

(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)

 

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