令和ロマン・高比良くるまさんの吉本契約解除に、山田邦子さん「もったいない。が… %も取られなくなるし、ひな壇で心折れるような薄笑いで時間を浪費しなくてよくなる」

お笑いタレントの山田邦子さんが、令和ロマン・高比良くるまさんの吉本興業との契約終了に対しXでコメントし、その内容に賛同の声が寄せられています。

山田さんは「令和ロマンを手離すとはもったいない」と前置きしつつ、本人たちにとっては「番組はキツくなるかも知れないが、ひな壇で心折れるような薄笑いで時間を浪費しなくてよくなる」とし、芸人としての活動の方向性が変わることに前向きな意義を見いだしている様子です。

これに対し、「老師ちゃん(なりすまし)」というアカウントが山田さんのコメントを引用し、「ひな壇での薄笑いは芸人の仕事としてはキャリアを潰しているに過ぎないという見解。お見事である」と絶賛する形でポスト。

芸人の在り方やテレビの使い方に一石を投じた発言として注目を集めています。

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ひな壇文化と芸人のキャリアの関係

日本のテレビバラエティにおける「ひな壇芸人」は、90年代以降確立されたスタイルで、多くの若手芸人が知名度を上げる登竜門ともいえる立ち位置です。

しかし近年、その存在意義や限界が議論されるようになってきました。

ひな壇での発言は一言二言に限られ、ネタや芸の力で評価される機会は少なく、ただその場にいてリアクションすることが求められることもしばしばあります。

山田邦子さんの「薄笑いで時間を浪費しなくてよくなる」という表現には、こうした形式に依存した芸人の消耗や、表現力を発揮する場の不足への批判がにじんでいます。

芸人の本質的な力を生かすには、舞台や配信など、多様なメディアでの表現が今後ますます重要になるでしょう。

芸人の多様な活躍の場が求められる時代

今回のコメントが示すように、芸人にとって「テレビだけが活躍の場」という時代は終わりを迎えつつあります。

YouTubeやラジオ、舞台など、メディアの多様化によって自分のペースで表現できる場が増えており、ひな壇に依存せずキャリアを築く芸人も増えています。

高比良くるまさんのように問題を経て立ち止まることは、一見キャリアの後退のようにも見えますが、山田さんの視点ではむしろ「再出発」の契機とも捉えられます。

ファンや関係者の期待を裏切らず、新たな方向性を模索する芸人が評価される風潮は、業界にとっても健全な変化といえるでしょう。

芸人が本来の表現力を発揮できる環境整備と、視聴者の受け止め方の成熟が今後の鍵となります。

(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)

 

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