X民「野球はただの球遊びに過ぎない。大谷翔平みたいなのが100億円貰って、農家が時給10円とか、おかしい」

龍神カイロ 錦龍 モノポリー元チャンプ(@beikokukairo430)さんはXにて、「大谷翔平みたいなのが100億円貰ってること自体が時代の末期である。野球はただの球遊びに過ぎない。球遊びで100億円貰って、農家が時給10円とか。世の中が大きく変わる前兆に他ならない。大きな変化前はおかしすぎる状態が極限にまで極まる。それはどの時代の切り替わりする前も同じである」と投稿しました。

この投稿は瞬く間に多くの共感を集め、「今の社会構造への疑問」「職業と報酬のバランスの歪み」に対する幅広い議論へと広がっています。

コメント欄でも、農業など社会インフラを支える仕事が軽視されている現状に対する怒りや憂いの声が数多く見られました。

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エンタメと生活基盤職の報酬格差が示す社会の歪み

現代社会において、スポーツ選手や芸能人などエンタメ産業のトップに立つ人々が、時に年収数十億円を超える報酬を得る一方、農業・清掃・インフラ整備といった生活に直結する職業に従事する人々の待遇は必ずしも十分とはいえません。

これは単に「人気」や「市場価値」による結果ではあるものの、「必要不可欠な仕事」と「高報酬の仕事」の間に横たわる根本的な価値観のズレを露呈しています。

特に農業は、人々の生命に直結する食料を担うにもかかわらず、労働環境の厳しさや収入の不安定さが問題視されて久しく、若年層の就農離れも深刻化しています。

この格差は、資本主義の論理だけでは説明がつかず、「人が人として生きる上で何を大切にすべきか」という根本的な倫理観の問題を社会に問いかけているとも言えるでしょう。

報酬と価値観の再構築が必要な時代へ

今回の投稿がこれほどの反響を呼んだ背景には、多くの人々が日常的に抱えている「この世の理不尽さ」への思いが共鳴したからに他なりません。

特にパンデミックや物価高騰、災害などで「生活インフラ職」の重要性が再認識された現在、その対価が適正でないことに対する社会的な怒りが徐々に表面化しています。

必要な仕事が報われず、娯楽や人気によって極端な収入格差が生まれる状況は、健全な社会のバランスを崩す要因ともなり得ます。

社会全体が価値観を見直し、「必要とされる人」にこそ適切な報酬を配分する仕組みへと転換していくことが、今後の持続可能な未来にとって重要な鍵となるでしょう。

報酬は単なる市場の結果ではなく、「社会が何を大切にしているか」の表れでもあります。

今、その優先順位が根底から問われているのかもしれません。

(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)

 

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