消費税は“逆進性”…石破氏(2022)「収入が高いほど、消費税負担は少ない。所得が低い人の税負担を減らさなければならない」

by 水月会


ユーザーのPoppin CocoさんがXに投稿したポストが話題となっています。

内容は、石破茂氏が過去に「消費税は逆進性の悪税である」と認識していたことを示す2022年6月の映像を紹介したもので、それにもかかわらず消費税の廃止や減税に動かないことを強く批判しています。

ポストには、「これが分かってて消費税廃止も減税もしないゲルを許してはならない」と記され、SNS上では同様の怒りの声が多数寄せられています。

話題のポスト
https://x.com/poppincoco/status/1912315470344245417?s=61&t=S9Ov69EIHE_9aFlPa3jz0Q

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「逆進性」と消費税議論の本質

消費税の「逆進性」とは、収入に対する税負担率が所得の低い層ほど高くなるという性質を指します。たとえば、年間収入が200万円の人が20万円の消費税を支払えば10%ですが、2000万円の人が同じ20万円を支払ってもわずか1%。このように、低所得層への負担が相対的に重くなるため、消費税は「公平性」に疑問を投げかける税制とされてきました。

石破氏の発言はまさにこの点を的確に指摘しており、消費税の本質を把握していたことがうかがえます。それゆえに、発言の内容と現在の政治姿勢の不一致に対する批判が集中しています。

国民の暮らしを直撃する税制に関して、理解があるにもかかわらず行動が伴っていないと見られることは、政治不信の根深さを物語っています。

政治家への信頼と政策一貫性の必要性

有権者が政治家に求めるのは「言行一致」です。石破氏が過去に「消費税の逆進性」を問題視する発言をしていたにもかかわらず、現在の政策にその姿勢が反映されていないとの認識が広がれば、当然ながら批判の声は強まります。

特に物価高騰や実質所得の減少が続く中、消費税のあり方に対する国民の関心は高まっており、政治家は一層の説明責任を問われます。ポストには「これが分かってて動かないのは許せない」といった感情が込められており、それは単なる怒りではなく、誠実な政治に対する切実な要求でもあります。

今後、税制をめぐる議論の中で、過去の発言と現在の政策をどうすり合わせていくかが、政治家個人だけでなく政党全体の信頼回復に大きく関わることとなるでしょう。

(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)

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