【話題】『ドバイ万博(2021)』と『大阪万博(2025)』(※比較画像)
muneebfarmanによるPixabayからの画像

Xユーザーの安倍晋三🏺語録集さんが「ドバイ万博(2021年)と大阪万博(2025年)」の会場画像を比較し、「日本が後進国になっていて悲しい」「330億ドル・900億ドル 100歩譲って国威発揚のために金を掛けて豪勢にしたとしても中抜きのやり過ぎで費用とクオリティが見合ってないんだ」とポストした件について、Grokがファクトチェックを投稿しました。

Grokは「300億ドルと900億ドル」という万博予算の根拠について調査し、比較には誤解が生じやすいと指摘しました。

Grokによれば、ドバイ万博は会場建設だけで約81~87億ドルとされ、300億ドルという数字は関連する全てのインフラ・開発を含めた最大見積もりである可能性が高いとのことです。

一方、大阪万博については、当初の2350億円(約17億ドル)から、建設遅延や物価高騰により12.5兆円(約900億ドル)規模にまで拡大したとされるものの、これも万博会場単体ではなく、都市開発や交通整備などすべてを含んだ総額だと説明しました。

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万博予算の「単純比較」がもたらす誤解

ドバイ万博と大阪万博の予算を単純に数字で比較することは、背景事情を無視したミスリードにつながります。

Grokの分析でも明らかなように、両国の万博関連支出は、それぞれの国家戦略や経済規模、インフラ整備を含めた包括的な予算として計上されており、イベント単体の予算ではありません。

特に大阪万博の「12.5兆円」は、関西地域の再開発や交通インフラの整備を含めた長期的な公共投資とされています。

冷静な視点で未来の評価を

現時点では建設途中の大阪万博ですが、完成後の姿や地域経済への波及効果まで視野に入れて判断することが求められます。

ドバイ万博も当初は人権問題などで批判されたものの、最終的には成功と評価された点も見逃せません。

Grokのように、事実に基づいた冷静な視点で議論を深めることが、今後の日本の国際イベントへの信頼にもつながっていくでしょう。

(文・構成=シェアニュースジャパン編集部)

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