
仙台市議会議員の伊藤ゆうた氏が公式Xで、宮城県内における土葬墓地の設置に関する行政文書の一部開示内容を報告しましたが、重要な部分が黒塗りされており「何を検討したのかすら不明」であると問題提起しました。
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【“何を検討したのか”も不明―土葬墓地行政文書の部分開示】
宮城県内における土葬墓地の設置に関する行政文書について、開示を受けた資料の一部を公表いたします。… pic.twitter.com/DVuoRRbErb
— 伊藤ゆうた|仙台市議会議員|青葉区選出🧑🍼 (@ito_yuta) April 14, 2025
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文書開示の形骸化と行政の透明性の課題
土葬墓地計画に関する不信感の広がり
今回、伊藤氏が開示を受けたのは、宮城県が保有する関連行政文書53件の一部です。
「説明資料」「業務メモ」「レク資料」などが開示対象でしたが、文書の中核に当たる検討内容や論点が黒塗りで隠されていたため、具体的な議論の中身が分からない状態です。
行政文書は本来、住民に対する説明責任を果たすための情報源であり、ここまで情報が隠蔽される状況は、透明性の欠如として多くの市民から疑念の声が上がっています。
ネット上の反応
Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
トナーもったいね〜
— ぬこちん (@toraneko1970) April 14, 2025
開示の意味とは⁉️
— ピヨちゃん🎌 (@think_piyo) April 14, 2025
黒塗り=やましい
黒塗りは禁止にして欲しい。
開示請求してもこれでは意味がない。
焼き海苔の詰め合わせかよ
— 空手ネコ (@KARATE_neko) April 14, 2025
お中元にはまだ早いわ
この投稿だと前とあまり変わらないですね。
— うさぎうさぎうさぎ (@usagiichgousagi) April 14, 2025
何々について何々であるから非開示、とかそういう説明もないのでしょうか?
そういう事も気になるんで、詳しく教えて欲しいです。
逆に何の説明もなく不開示なら、そこをもっとアピールして欲しいし。
もはや黒塗りしたのではなく。黒の長方形を貼り付けたぢけに見えてくる。
— わのもん (@wanomon671206) April 14, 2025
開示のあり方と今後の監視の必要性
「知る権利」の形骸化をどう防ぐか
行政文書開示制度は、住民が政策決定過程を検証できる民主主義の根幹です。
しかし今回のように、黒塗りで実質的に内容が分からなくなる開示が常態化すれば、その信頼性は大きく損なわれます。
今後、議会や市民による監視強化とともに、開示基準の見直しや法改正を含めた制度改革が求められるでしょう。
伊藤さんの指摘は、行政手続きの透明性を再確認する重要なきっかけとなっています。
(文=Share News Japan編集部)
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