【動画】宮城県の土葬墓地行政文書、“のり弁”すぎて何を検討したのかも不明…

仙台市議会議員の伊藤ゆうた氏が公式Xで、宮城県内における土葬墓地の設置に関する行政文書の一部開示内容を報告しましたが、重要な部分が黒塗りされており「何を検討したのかすら不明」であると問題提起しました。

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文書開示の形骸化と行政の透明性の課題

土葬墓地計画に関する不信感の広がり

今回、伊藤氏が開示を受けたのは、宮城県が保有する関連行政文書53件の一部です。

「説明資料」「業務メモ」「レク資料」などが開示対象でしたが、文書の中核に当たる検討内容や論点が黒塗りで隠されていたため、具体的な議論の中身が分からない状態です。

行政文書は本来、住民に対する説明責任を果たすための情報源であり、ここまで情報が隠蔽される状況は、透明性の欠如として多くの市民から疑念の声が上がっています。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

開示のあり方と今後の監視の必要性

「知る権利」の形骸化をどう防ぐか

行政文書開示制度は、住民が政策決定過程を検証できる民主主義の根幹です。

しかし今回のように、黒塗りで実質的に内容が分からなくなる開示が常態化すれば、その信頼性は大きく損なわれます。

今後、議会や市民による監視強化とともに、開示基準の見直しや法改正を含めた制度改革が求められるでしょう。

伊藤さんの指摘は、行政手続きの透明性を再確認する重要なきっかけとなっています。

(文=Share News Japan編集部)

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