世界の外交官、中国のハニトラにかかりまくる…

各国の外交官や要人が中国で「ハニートラップ」と呼ばれる色仕掛けの工作に巻き込まれ、国家機密の流出やキャリアの失墜に至る事例が相次いでいることが報じられました。

報道の詳細

情報戦の舞台としての「人間関係」

現代スパイ活動の中核にある心理戦略

ハニートラップは、古くは孫子の兵法にも記されるほど歴史ある情報戦術であり、現代においても国家間のスパイ活動における重要な手段として用いられています。

とくに、相手の私生活や弱みを突き、情やスキャンダルを利用して情報を引き出す手法は、いわば心理戦の一環とも言えます。

冷戦期から続くこの手法は、現在も米中対立や各国の外交政策の陰で用いられ続けており、被害に遭った人物がその後の政治的判断や行動に影響を受けるケースも報告されています。

外交官だけでなく、研究者や経済関係者なども対象となっており、分野を問わず「接近」に対する注意が求められる時代となっています。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

解っててもかかってしまうハニーたちの凄さ…

— Joe's_Party (@joes_party) April 13, 2025

岸田、石破、岩屋
この3人には到底義憤はないよね

— 波多野 (@shinto_1008) April 13, 2025

いつも思うけど何で今更、こう言うのが出てくるの？

— shige (@cocoyume810) April 13, 2025

必ずハニトラしかけて来るんだろうな

— 2025年7月5日に大津波が来る可能性がある (@Q7owbhrdwND2ssB) April 13, 2025

私は、ハニトラに溺れて仕舞いました❗️と宣言しなさいょ。隠すから、問い詰められる。

— 今日も元気だよ! (@aHugfDZgYOo4vzk) April 13, 2025

個人の倫理と国家安全保障の交差点

私的行動が公的リスクに変わる時代

外交官や政府関係者の私的な交際が、国家の安全保障リスクへと直結することがある現代では、個人の倫理観と責任意識がこれまで以上に問われています。

米国が駐在員に対して現地人との恋愛や性的関係を禁止する通達を出した背景には、こうしたリスクを未然に防ぐ意図があります。

信頼や親密さが裏目に出れば、それは国家の利益を脅かす脆弱性ともなりうるのです。

今後、各国が情報セキュリティと倫理規範の両面でどこまで明確な基準を設けられるかが、国際社会における信頼維持のカギとなるでしょう。

(文＝Share News Japan編集部)