
XユーザーのGeorgeさん(@Love_yellowhat)は、「レポートの提出が遅れた学生からのお詫びのメールが、AIで生成された疑いがあるとの同僚からの報告に、いよいよ来るところまで来たという感じが否めない」とポストしました。
さらに続けて、「反省していると言いながら舌を出しているとき、人は反省していないと判断する。たぶん、それと似ている」と述べ、AIによる形式的な謝罪の誠意の薄さを暗に批判しました。
この投稿に対して、別のXユーザーである敷衍真理さん(@kagakutetsugaku)は反論の意を表し、「Z世代の私、なにが悪いのか全くわからない。メールを手打ちするのがマナーとでも??」と投稿。
AIを使うこと自体に問題があるという風潮に疑問を呈しました。
また、「もしこれを理由に叱責されたらハラスメントとして訴えるまである」とまで述べ、世代間や価値観の違いによる摩擦を指摘しました。
さらに、「生成AIを使う目的が『手を抜くため』という認識の人と『クオリティの高い文章を作るため』という認識の人で、大きく意見が分かれるようですね」とも述べ、AI利用に対する多様な捉え方を浮き彫りにしました。
話題のポスト
反省していると言いながら舌を出しているとき、人は反省していないと判断する。たぶん、それと似ている。
— George (@Love_yellowhat) April 9, 2025
↓↓↓
Z世代の私、なにが悪いのか全くわからない。
メールを手打ちするのがマナーとでも?? https://t.co/iPi9wzllAe— 敷衍真理 (@kagakutetsugaku) April 11, 2025
もしこれを理由に叱責されたらハラスメントとして訴えるまである。
— 敷衍真理 (@kagakutetsugaku) April 11, 2025
生成AIを使う目的が「手を抜くため」という認識の人と「クオリティの高い文章を作るため」という認識の人とで、大きく意見が別れるようですね。
— 敷衍真理 (@kagakutetsugaku) April 12, 2025
プロンプト下手な人は使わない方がいい。
— 敷衍真理 (@kagakutetsugaku) April 12, 2025
この方と同意見です。https://t.co/8iPLW5sLon
— 敷衍真理 (@kagakutetsugaku) April 12, 2025
AIと誠意のギャップが生む世代間のすれ違い
効率か誠意か、揺れるコミュニケーションの価値基準
AIによる文章生成が一般化する中で、それを「手抜き」と捉えるか「合理的な手段」と評価するかは、使う側・受け取る側の価値観に大きく左右されます。
特にZ世代を中心に、AIを自然に取り入れて活用する文化が根付きつつあり、それに対して従来の手書きや手打ちメールに重きを置く世代とのギャップが顕著になっています。
こうしたズレは、教育現場や職場での誤解や摩擦の原因となり、コミュニケーションのあり方そのものが問われています。
ネット上の反応
Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
頭を抱えて本屋に直行し「謝罪文の書き方マニュアル」を買ってきてコピペする昭和の学生と、何が違うのか私にはわからない。
— Tommiesmurmuring (@paultommie) April 12, 2025
なんで手書きじゃないんでしょうね?
— ナカノ (@cyber_jinja) April 11, 2025
メールで送るとか誠意が感じられない…
AIによる文章作成が当たり前になったら
— 八幡 (@k999_Yahata) April 11, 2025
「謝罪は対面が基本、無理ならせめて電話ですべき」
みたいな価値観が新しいものとしてやってきそうですね
お詫びメールのような定型文が今のところのAI作成文の限界なのかもしれませんが、レポート本文をAIに作成させる学生が出てくるのも数年以内でしょうね(-_-)
— あいままさふみ (@iima1123) April 9, 2025
生成までいかなくとも、自分で書いた文面のチェックと手直しをAIにやってもらって失礼のないようようにするのは、もはや礼儀やマナーの一部では?
— ふゆき (@YoneyamaFuyuki) April 10, 2025
今後の対応に求められる「理解とすり合わせ」
技術の進化と人間関係の調和をどう築くか
AIの活用は今後も加速することが見込まれますが、効率化と誠意のバランスをどう取るかが今後の課題です。
単にAIを使うことを否定するのではなく、なぜ使ったのか、その背景や目的に目を向ける視点が求められます。
また、世代や立場を超えて互いに理解し合う努力も必要です。人間関係の根底にある「信頼」を損なわず、テクノロジーをいかに活用していくか、社会全体で議論を深めることが重要となるでしょう。
(文=Share News Japan編集部)
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