しんぶん赤旗記者、万博協会から現地取材を拒否される…

万博協会が新聞「赤旗」の記者に対して、現地での取材を認めない対応をとったことが明らかになり、赤旗関西記者がXでこの件を報告しました。

赤旗記者は、過去にも愛知万博などで記者証を発行されてきた経緯を述べたうえで、今回の対応は異常であり「批判的報道を排除する動き」と強く批判しています。

投稿では、同様に批判的なスタンスを持つフリー記者も排除されていることにも言及し、報道の自由が侵されていると訴えました。

話題のポスト

背景にある報道姿勢とメディアの自由

万博協会と批判的メディアの関係

今回の取材拒否を受け、赤旗記者は過去に万博協会へ対して記者会見や行事取材の機会を求めたにもかかわらず、無回答・拒否を受け続けてきた経緯を説明しています。

協会は巨額の公費が投入された公益法人であり、本来ならすべての国民に対して公正・公平な報道機会を提供すべき立場にあると指摘。

吉村洋文大阪府知事が過去に「批判的記者は出禁」と発言して撤回に追い込まれた例も引き合いに出し、今回の措置がその姿勢を引き継いだものではないかと懸念を示しました。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

報道の原点を守る姿勢

「入場券を買ってでも取材を続ける」

赤旗記者は、万博協会から取材パスが発行されなくても「万博の真実を伝える」使命のもと、入場券を購入してでも取材を続けると宣言しました。

協会側の閉鎖的な対応に対し、あくまでも市民の知る権利に寄り添う報道姿勢を堅持する構えを示しています。

報道の自由をめぐるこの問題は、今後のメディアと公的機関との関係に一石を投じる可能性があります。

(文=Share News Japan編集部)

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