漫画家やなせたかし氏の弟・千尋氏… 杉田水脈氏「慰霊碑の前で合掌、御霊の安らかならんことをお祈りいたしました(パシャリ)」→ 炎上…
UnsplashCaroline Attwoodが撮影した写真

自民党の杉田水脈議員が4月8日、Xで漫画家やなせたかし氏の弟・千尋氏の戦没地に関する調査に触れ、広島県呉市の海軍墓地にある慰霊碑を訪れたことを報告しました。

投稿では慰霊碑の前で合掌し、英霊の冥福を祈ったことが記されていましたが、掲載された写真の中に、慰霊碑に直接触れる、または覆いかぶさるような姿が写っていたことから、ネット上では「無礼だ」「配慮に欠ける」などとする批判の声が多数上がっています。

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ネット上での強い反発

「敬意を欠く」との指摘が相次ぐ

今回の投稿には、「慰霊碑に覆いかぶさって記念写真とは無礼にも程がある」といったコメントをはじめ、「慰霊碑を指差して触れて記念写真を撮る神経が理解できない」「敬意って知ってる?」など、礼節を重んじるべき場面での配慮の欠如を批判する声が多数見られました。

中には、「慰霊碑の扱いがビジネス右翼の象徴のようだ」と皮肉交じりの投稿もあり、政治的信条を背景とした振る舞いと受け取る人もいたようです。

また、「アンパンマンのルーツを語るには良い調査だった」と投稿の趣旨自体を評価する意見もある一方で、「最後の写真はさすがに配慮が足りない」と苦言を呈する声が目立ちました。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

政治家のSNS利用と公的行動のバランス

投稿の内容とその演出が問われる時代に

SNSでの発信は政治家の活動を広く伝える手段である一方、公的な場における所作や写真の演出が評価を分ける事例が増えています。

今回の杉田議員の投稿は、意図としては慰霊と調査の報告であったものの、写真の見せ方が逆効果となり、結果的に「敬意を欠いた行動」と受け取られることになりました。

今後、政治家によるSNS活用では、情報の透明性だけでなく、社会的・文化的な感覚への配慮も一層求められていくことになりそうです。

(文=Share News Japan編集部)

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