社民党副党首「人口的に日本人の方が多いんだから、犯罪犯してる人も多くは日本人」

社民党副党首で参議院議員の大椿ゆうこさんが自身のX(旧ツイッター)に投稿した内容に、批判が相次いでいます。

大椿さんは「もちろん外国人の中にも犯罪を犯す人はいるけれど、どう考えても、人口的に日本人の方が多いんだから、犯罪犯してる人も多くは日本人だよ」と発信。

これに対し、SNS上では「現実が見えていない」「外国人による犯罪被害の声を軽視している」など、数多くの否定的な意見が寄せられています。

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「事実」か「すり替え」か

反発を呼んだのは“主張の切り口”

この投稿は、あるユーザーが「外国人の犯罪者が暴れ回り日本人が怯えて暮らす」とした投稿への返信として行われたものでした。

大椿さんは人口比を踏まえ、日本国内で犯罪を犯しているのは多くが日本人だと指摘。

しかしこの論点の立て方に対し、「被害者感情の無視」「個別の治安問題を無視して論点をすり替えている」といった批判が集中。

中には「国会議員の発言とは思えない軽さ」との声も上がっています。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

移民・治安議論の難しさ

冷静な事実把握と共感の両立が求められる

日本では近年、技能実習生制度をはじめ外国人労働者の増加が進む一方で、治安や文化摩擦に関する懸念も存在します。

こうした社会的な課題に対し、政治家の発言には「事実を踏まえるだけでなく、感情的な不安にも寄り添う姿勢」が求められます。

今回の投稿は、統計的な観点を示した一方で、個々の市民の不安や現場感覚を切り捨てたと受け取られたことが、批判を呼んだ一因とみられます。

今後、政治家が発信する際には、正確なデータに基づきつつ、社会に広がる懸念の声にもしっかりと耳を傾けるバランスが、より一層求められそうです。

(文=Share News Japan編集部)

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