
社民党副党首で参議院議員の大椿ゆうこさんが自身のX(旧ツイッター)に投稿した内容に、批判が相次いでいます。
大椿さんは「もちろん外国人の中にも犯罪を犯す人はいるけれど、どう考えても、人口的に日本人の方が多いんだから、犯罪犯してる人も多くは日本人だよ」と発信。
これに対し、SNS上では「現実が見えていない」「外国人による犯罪被害の声を軽視している」など、数多くの否定的な意見が寄せられています。
話題のポスト
もちろん外国人の中にも犯罪を犯す人はいるけれど、どう考えても、人口的に日本人の方が多いんだから、犯罪犯してる人も多くは日本人だよ。 https://t.co/xWUYTtAAtS
— 🌺大椿ゆうこ 社民党副党首 /参議院議員(全国比例)🌺 (@ohtsubakiyuko) April 8, 2025
「事実」か「すり替え」か
反発を呼んだのは“主張の切り口”
この投稿は、あるユーザーが「外国人の犯罪者が暴れ回り日本人が怯えて暮らす」とした投稿への返信として行われたものでした。
大椿さんは人口比を踏まえ、日本国内で犯罪を犯しているのは多くが日本人だと指摘。
しかしこの論点の立て方に対し、「被害者感情の無視」「個別の治安問題を無視して論点をすり替えている」といった批判が集中。
中には「国会議員の発言とは思えない軽さ」との声も上がっています。
ネット上の反応
Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
割り算も出来ないのは流石に無いと思います。
— りどる🇯🇵 (@R4405) April 9, 2025
暴走モード入った?……🤔
— マッイイツォ (@OraaOraora) April 9, 2025
一人か、それ以上か。
— 🇯🇵Be Japan~ (@Blue_torimodosu) April 9, 2025
社民党なので😅
割り算ってご存知?
— 漆塗り🦁 (@URN4BPmnr5vgrGO) April 9, 2025
やだ恥ずかしい
— 小言部屋 (@3EAFbrTDK0hpxuG) April 9, 2025
移民・治安議論の難しさ
冷静な事実把握と共感の両立が求められる
日本では近年、技能実習生制度をはじめ外国人労働者の増加が進む一方で、治安や文化摩擦に関する懸念も存在します。
こうした社会的な課題に対し、政治家の発言には「事実を踏まえるだけでなく、感情的な不安にも寄り添う姿勢」が求められます。
今回の投稿は、統計的な観点を示した一方で、個々の市民の不安や現場感覚を切り捨てたと受け取られたことが、批判を呼んだ一因とみられます。
今後、政治家が発信する際には、正確なデータに基づきつつ、社会に広がる懸念の声にもしっかりと耳を傾けるバランスが、より一層求められそうです。
(文=Share News Japan編集部)
\\SNSで記事をシェア//
Xでシェアニュースを
Follow sharenewsjapan1〔Share News Japanを支援〕