
牛丼チェーン大手の吉野家が、2025年4月10日14時から一部商品の価格改定を実施すると発表しました。
主に丼商品と定食の価格が対象で、並盛や大盛は40円、特盛や超特盛は60円、定食は70円の値上げとなります。
一方、「牛丼小盛」「牛丼並盛」「朝食メニュー」など一部の商品は据え置かれる予定です。
【PDF】一部商品価格改定のお知らせ
https://www.yoshinoya.com/wp-content/uploads/2025/04/04120501/news_2025040701.pdf
広がる価格改定の波と外食産業の苦境
続く原材料高と人件費上昇の影響
外食業界では近年、原材料費や物流費、人件費の高騰が深刻な課題となっており、価格据え置きによる企業努力だけでは対応しきれない状況が続いています。
吉野家も例外ではなく、長期的に安定した商品提供と品質維持のために今回の改定を決断したと説明しています。
吉野家に限らず、他のチェーン店でも相次いで価格見直しが行われており、消費者の負担増に対する懸念の声も広がっています。
企業側はサービス内容や品質の向上で理解を得ようとしており、吉野家も店内でのご飯増量・おかわり無料サービスを継続するなど、価格以上の価値提供を目指す姿勢を示しています。
ネット上の反応
Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
変化への対応と消費者の選択
値上げ時代に求められる企業と顧客の信頼関係
相次ぐ値上げの中で、消費者にとって重要なのは「価格に見合った満足感」です。
吉野家のように、一部商品を据え置いたり、サービスを継続・強化する取り組みは、企業と顧客の信頼をつなぎとめるうえで鍵を握ります。
今後も外食業界はコスト高の影響と向き合いながら、持続可能な運営と顧客満足の両立が求められます。
価格だけでなく、その背後にある企業努力や方針を見極める目も、消費者にとって重要になってくるでしょう。
(文=Share News Japan編集部)
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