【福岡】商業施設で中学生を押し倒しキス… 無職の男(55)逮捕「胸を触ったり下着を触って脱がそうと思ったが、相手が抵抗したのでほぼできてない」

福岡市東区の商業施設で、面識のない女子中学生に無理矢理キスをしたとして55歳の男が現行犯逮捕され、警察の調べに対し犯行を認める供述をしていることがわかりました。

報道の詳細

不同意わいせつ罪の導入と社会的背景

合意なき性暴力への明確な処罰強化

今回の事件は、「不同意わいせつ」という新たに導入された罪名での逮捕事例です。

2023年に改正された刑法では、被害者の同意がない性的行為に対する罰則が明確化され、従来の「強制わいせつ」に代わる形で「不同意わいせつ」が新設されました。

これにより、暴行や脅迫が明示されていなくても、被害者の自由意思に反する性的行為は違法と判断されるようになりました。

この改正は、性犯罪の被害者支援団体などからの長年の訴えを受けたものであり、社会全体として性暴力に対する感度や意識が大きく変わってきた証でもあります。

今回のような公共の場での性犯罪に対しても、迅速かつ厳正な処罰が求められる時代に移行していることが示されました。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

社会全体で被害を防ぐ取り組みを

現場対応と法整備の両輪が求められる

被害に遭った中学生がとっさに「助けて」と声を上げ、周囲の客や従業員が連携して容疑者を取り押さえた対応は、二次被害を防ぐ重要な行動でした。

こうした現場での迅速な対処は、性犯罪を未然に防ぐ上でも非常に重要です。

また、刑法の改正や罰則強化に加え、防犯教育の充実や施設内での監視体制の強化など、社会全体での多角的な取り組みが求められます。

被害者が安心して声を上げられ、加害者が逃れられない仕組みを築くことが、今後さらに必要とされるでしょう。

(文=Share News Japan編集部)

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