
実写ドラマ版『はたらく細胞』に登場する「父子家庭で娘が炊事をしている」描写に対して、Xユーザーのhamさんが「こういうのもうやめろよ」と投稿したことをきっかけに、ネット上で批判が殺到しています。
投稿には「現実にもある家庭像を否定するな」「何でもかんでも問題にするな」といった声が相次ぎ、hamさんの意見に対する反発が大きく広がっています。
話題のポスト
やっぱり父子家庭で娘が炊事をやってる設定なんだ。嫌だなあ。こういうのもうやめろよ pic.twitter.com/Sf11kUjz0E
— ham (@0941_ham) April 2, 2025
炎上の背景にある“過剰な正義感”への反発
現実を否定する表現規制への嫌悪感
批判の多くは「実際に父子家庭で娘が家事をしているケースもあり、それを描くこと自体に問題はない」というものでした。
「こういうのやめろ」という表現が、「現実に存在する家庭像を否定している」と受け取られ、過剰なポリコレ意識やジェンダー論がかえって不寛容を生んでいるという声も上がっています。
また、「作品の自由を尊重すべき」「描写にまで口を出すのはやりすぎ」とする意見も少なくありません。
ネット上の反応
Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
日本共産党じゃねーか https://t.co/0yAe8UnNWk pic.twitter.com/QxvGv9NHSh
— 金山寺味噌弐号機@ポン太郎ウォッチャー (@kRqFlFDoiVAHZp2) April 5, 2025
「どんな状況であれ」とか凄い事を言うねぇ・・・
— SneakAttack (@frozen_frisk777) April 5, 2025
それならば逆に母子家庭の子供が、母親の為に食事を作ったり家事をしている話にもそう思っているわけだね? https://t.co/1qQwuRJUgS pic.twitter.com/ilt7cNWkU2
長距離ドライバーな父親がどうやって毎日炊事しろと?本当に嫌だなあこういうチンピラのいちゃもん https://t.co/ZfvAc3I8Qc
— きゃしゃん@てつや (@chasyan) April 5, 2025
人が作ったものにいちいちイチャモン付けてないで、
— 雲 (@kumo0470) April 6, 2025
こういう設定が嫌なら、違う設定の物語を自分で作ればいいんじゃない? https://t.co/jE4rgsDr97
母子家庭で家事をしてた息子が通ります https://t.co/4RXelnsRXq
— HR11051(ホル2)@フローライト(察せ) (@HR110511) April 5, 2025
多様性を尊重する本来の意義とは
表現を狭めるのではなく、広げる方向へ
本来、多様性の尊重とは「こうあるべき」とひとつの価値観を押しつけるものではなく、さまざまな生き方や家庭の在り方を認め合うことにあります。
家庭内で誰が何を担うかは家庭ごとに異なるものであり、それを描く作品にも多様性があって然るべきです。
表現の自由と多様性がバランスよく共存する社会に向けて、議論が成熟していくことが求められています。
(文=Share News Japan編集部)
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