【話題】『炎上覚悟で言うね。最近の人は軟弱で甘えてる。私なんか深夜まで仕事した後に…(※“故”人の感想です)』

元自衛隊医官のユーザーがXで投稿した一連のポストが大きな注目を集めています。

投稿では「最近の人は軟弱で甘えてる」としたうえで、自身の過酷な労働・飲み会体験を振り返りながら、「そんなんじゃ出世しないよ」と発言。

しかし続くポストでは一転して「みんな!!寝ないと死ぬぞ!!」と語り、「死ぬ気でやれば死なない」は嘘であると訴えました。

最後には「ここまで読めた人はなかなかネットリテラシー高い」と投稿を締めくくっています。

話題のポスト

皮肉と真意が交錯する構成

あえて“過激な昭和マインド”を演出しつつ問題提起

この投稿は一見すると、旧態依然とした「根性論」を肯定するような内容で始まっていますが、続くポストではその思想を真っ向から否定しています。

つまり、投稿者はあえて「ブラックな価値観」に同調するような言い回しを使いながらも、最終的には「睡眠不足は命に関わる」と訴える構成をとっており、読解力を試す意図もあったと考えられます。

実際、画像付きで「死ぬ気でやる」→「生き残る」→「また死ぬ気でやる」といったループが描かれ、「死ぬ!」という分岐の先には「この意見は届かない」と書かれており、明確にブラック労働の危険性を可視化しています。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

投稿が示すネット時代の“読み解く力”

過激な表現と意図のギャップにどう向き合うか

この一連の投稿は、単なる意見表明にとどまらず、現代のSNSリテラシーについても問題提起しています。

投稿者は「ここまで読めた人はネットリテラシーが高い」と締めくくっており、断片的な情報ではなく、文脈全体を把握する力が重要であることを強調しています。

SNSでは過激な言葉や炎上目的の投稿が目立ちやすい一方、そこに潜む意図や風刺を見抜けるかどうかが、情報の受け手に問われていると言えるでしょう。

SNS時代における「読み解く力」の大切さが、この投稿からも改めて浮き彫りとなっています。

(文=Share News Japan編集部)

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