世界を席巻していたはずのK-POP、終わりの始まり… 米国・韓国の両市場で勢い失う

K-POPが世界的な成功を収めた後、現在は米国と韓国の両市場で勢いを失いつつある実態が浮き彫りとなっています。

報道の詳細

過剰なグローバル志向が生んだ逆風

音楽の「均質化」がもたらすアイデンティティの喪失

K-POPはかつて、韓国の文化や独自性を背景に、欧米の音楽市場を席巻する成功例として称賛されてきました。

BTSやBLACKPINKの活躍は、アジアから世界に向けたポップカルチャーの可能性を広げた象徴的存在でした。

しかし近年、その戦略の中心にあった「グローバル志向」がかえって足枷になっているという指摘が相次いでいます。

グローバル市場を意識した楽曲制作により、音楽の個性や文化的独自性が薄まり、「どこかで聴いたことのある音」に留まってしまうケースが増加。

韓国国内のリスナーにとっても「共感しづらい」音楽となり、結果的に本国からの支持も下がっている状況です。

ネット上の反応

Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

変化する市場でK-POPが生き残る道は

再定義される「韓国発」の魅力とは

現在のK-POPは、アイドルグループの量産や画一的なスタイルにより、差別化が難しいという課題にも直面しています。

さらに、アルバム売上は物理メディアに依存する形で堅調に見えるものの、持続的な人気の維持は難しく、ストリーミングやデジタルチャートでの影響力は徐々に後退している傾向があります。

このような流れの中で、K-POPが再び息を吹き返すには、独自の文化的価値を見直し、グローバルとローカルのバランスを再定義することが不可欠です。

単なる「世界で売れる音楽」ではなく、韓国発のリアルなストーリーや魅力が再び注目されるような、新たな挑戦が求められています。

(文=Share News Japan編集部)

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